合縁奇縁

根がオタクなんです

神対応とはなんぞや(接触イベントについて思うこと)

 

 Kドルちゃんはファンとの"近さ"が売りなので、CD・DVD買えば買うだけ接触できたりするんですが、若手俳優の接触って、そういう感じじゃないんでしょうか。

熱病のようにKドルオタクしていたときは、馬鹿みたいに円盤買って馬鹿みたいに周回していました。

イベント後半は、時間内に回りきれるのかという焦りで、汗だくになりながら一人運動会シジャケ〜〜〜!🏃‍♂️

 

俳優さんのスタンスにもよるんでしょうが、私が今まで経験した接触イベントは(私がただはいゆ沼に無知なだけでしょうが)、とてもじゃないけど剥がされながら、「また来るね〜」とか、言える雰囲気ではありませんでした。

ただ、一回が丁寧なので、逆に何を話したらいいのかわからなくなるんですよね。

 

以前も少しお話しましたが、隣国の推しくんは世間一般的に言うと、いわゆる「塩対応」のアイドルでした。

 

umax0212.hatenablog.com

 

でも私は彼に対して、ただの一度もそう思ったことはありません。

 

では反対に、神対応とは何なのか。

 

「塩対応」は、アイドルの握手会などにおける素っ気ない(ファンとしては残念な)対応を指す表現としてしばしば用いられる。単に「塩」と呼ばれている場合もある。この「塩対応」に対して、ファンを大事に扱う真心が感じられる対応は「神対応」などと呼ばれる。

塩対応とは - 日本語表現辞典 Weblio辞書

 

この、"真心"という言葉が、私の中で一番しっくりきた表現です。

 

推しくんのことを塩対応だと言っていた方は、きっと、彼に求めた真心が、彼が伝えようとした真心とは違ったんだと思います。

彼は、ファンにハグをしない。

嘘でも"好き"だと言わない。

握手だって両手でふわりと包んでくれるだけ。

甘い言葉を囁いて、ギュッと抱きしめてくれて、恋人繋ぎをしながらゆっくり話を聞いてくれるような子を追いかける方からすると、物足りなかったのかもしれない。

 

確かに正しい。

それも、支払った対価に見合うサービスを求めた結果です。

そしてその気持ちも、非常によくわかります。

私も若い頃は、そういう気持ちで接触に臨んでいました。

言ってしまえば、"見返り"を求めていたわけです。

でもあるとき、ふと気付いてしまったんです。

「これ、自分がされたら嫌じゃん・・・」と。

"そういう場"だとはわかっていても、何の挨拶も無しにいきなり知らない人から「◯◯やって〜!!」と食い気味におねだりされたら・・・と考えたとき、私なら、いい気持ちはしないだろうなぁ、と思ったんです。

なんだか、見世物にされているみたいで。

あくまでも"私は"です。

推しくんがどんな気持ちで受け取っているかはわかりません。

いざその立場になったら、また違った感情なのかもしれませんしね。

でも、今の私が自分がされて嫌だと思うなら、もう好きな人に対してはできないな、と思ったわけです。


もちろん、そういうつもりで言っているわけではないのもわかっていますし、それも一つの愛情表現なんだとも思います。

そして、(私が推しくんとはそんな関係性を築けなかっただけで、)芸能人とファンとの間で、そういう、恋人同士のような対応をしてくれる関係性が、きちんと出来上がっている方だっていると思います。

ただ、そういう方も、不躾に「何かをやって!」と推しくんにお願いするんじゃあなくて、きっと人としての筋を通して、また、それだけの対価を払ってそういった関係性になれたと思うんですよね。

 

そう思ってからは、「あぁ、私は自分のことしか考えてなかったのかな〜」と、今までの自分が恥ずかしくなり、推しくんとの接触は、友達同士のような他愛のない話をするようになりました。

この方が情緒も安定するし、何より楽しい。

めっちゃ楽しい。

冒頭にも申し上げた通り、一回の接触イベで何周もしますが、正直、一回目のためだけに行っていたようなものでした。

一回目、顔を合わせたとき、まだ覚えててくれた!という安心を得られれば、それで満足だったんです。

 

積んだら積んだ分ちゃんと覚えてくれる、何時間も立ったまま笑顔で手を差し出してくれる、話の途中で剥がされても出口まで一生懸命答えを投げかけてくれる、そしてイベント最後の回、「今日は一日お疲れさまでした」とお互い深々とお辞儀して終わる推しくんとの接触は、間違いなく真心が感じられる、私にとっての神対応だったのです。

 

同担拒否かと言われると、そういうつもりではなかったんですが、当時仲の良い子に同担はいなかったので、無意識のうちに避けていたんだと思います。

同担の接触の話はなるべく聞かないようにしてたし、 仲間内で「こんな嬉しいことがあったんだよ」なんて泣きながら報告したら、「よかったね、△△ちゃんほんと◯◯のこと大好きだもんね」って嘘でもいいから言って欲しかったし、また、自分も友達にそう言いたかった。

 

まぁ、そんな小さなコミュニティの中でしょーもない承認欲求を満たしても、「でも彼女いるんでしょ?」の一言で、簡単に死ねるわけなんですがね????

 

そういう推し方に少し疲れ(面倒くさくなって)、まぁ以前もたいしたことはなかったんですが、ゆるいオタクになり、若手俳優もゆる〜〜〜く追っているわけですが、隣国の推しくんを好きになって初めて接触したときのことを思い返すと、今でも胸がきゅう、となる。

目線を合わせようと顔を見上げた私に、「こんにちは〜!名前は?」と手を差し出し、人と人との"始まり"からアイドルとファンの関係性を築こうとしてくれた彼の真心は、やっぱり好きだな〜と思います。

彼が私を人として扱ってくれたから、私も彼と、人間らしい血の通ったやり取りをしたい。

 

 

恋に落ちる音を聞いたことがあるか

 

「推しさんを好きになった瞬間は?」

 

と聞かれたとき。

二人の私が頭の中で語り始めます。

 

「ん〜わかんないけど〜〜〜気が付いたら好きになってたかナ〜人間性なんてじっくり付き合って見えてくるものだし、何より好きになるのに理由はいらないジャン?」な私と、「◯◯の△△公演、"〜〜〜〜"ってセリフを言ったときのあの表情!!ここここ!!ここじゃ!!0:52で一時停止して!!!!」な私。

 

推しさんによってこの"私"はシフト制で交代してきますが、どちらかというと後者パターンが多いです。

対して、特に好きになった瞬間というものを明確にさせない方もいらっしゃると思います。

ただ、そんな方もきっと、ハッとした瞬間ってやつは、あると思うんです。


少し昔話をしますが、Kドル好きにはお馴染み、「WHO IS NEXT」通称"WIN"というサバイバル番組。

このプロジェクトは、日々トレーニングを重ねるYG ENTERTAINMENTに所属する練習生11人が、『TEAM A』『TEAM B』の2チームに分かれ、パフォーマンス、歌唱力、キャラクターなど、練習生の全てを見た、一般の視聴者の100%の投票によって選ばれたチームのみが、プロジェクト終了直後にデビューできるというもの。

 

以下、本番組中での、BIGBANG先輩のありがたいお言葉。

 

テソン:Bチームの方が上手いと思いますが、心が傾くのはAチームです

G-DRAGON:Bチームはチームワークもよくて全体的にいいんですが、完璧にまとまっているので見る人がすごいなと思ってそれで終わりなんですが、Aチームはまとまってはいませんがだからこそ応援したくなるので、面白くて可愛いので見守りたくなるというか、ある意味魅力といえるところだと思います
[ WIN : WHO IS NEXT ] episode 6_ 첫번째 배틀의 결과는?! - YouTube

 

わかる〜〜〜!!!!

例に漏れず、私は人間臭いAチーム*1推しでした。もちろんBチーム*2も大好き。


オタクあるある、「上手い」=「好き」では、ない。 「わぁ〜すごい上手〜い!・・・好き〜!」とは、ならないと思うんです。
私はどちらかというと、少しかっこ悪いというか、いや、"かっこ悪い"は少し表現がよくないかもしれませんが、そのかっこ悪いことを全力でやっている姿って、びっくりするくらいかっこいいんですよね。

そんなときにピキーーーーーン(恋に落ちる音)とくることが多いです。

 

そこで思い返すのが、私が相葉さんに"ハッとした"ときのこと。

それは、かの有名な戦国鍋TV、武士ロックフェスティバルでした。

www.kingrecords.co.jp

 

の、シマバランでも、天正でもなく、兵衛'zです。

いつも綺麗に整えられたふわふわの髪を振り乱しながら、なかなか見られないおでこを出し、目と眉を近付け、声をひっくり返しながら全力で歌う相葉さんが、めちゃんこかっこよかったんです*3

 

大人なると"かっこ悪い"こと、できないです、なかなか。

人間は学習するから、何をしたらかっこ悪いかって、嫌でもわかってきてしまうんですよね。

変な見栄とかプライドとかですぐブレーキがかかって、がむしゃらになる気力もないし、周りからどう見られているかばかり気になって、すましてカッコつけちゃって、恥をかく度胸もない。

踠いて、恥晒して、そこでやっと得られるものもあるはずなのに、歳だけ下手に食ってるものだから"失敗"して自分の人生を根底から否定された気になるのが怖くて・・・

大人になると失敗が許されなくなるから、仕方ないところもあるんですが。

 

若いころはそもそもそんなことを考えるわけもなく、自分がかっこ悪かったことに最後まで気付かない。

いや、それが正しいのかもしれません。

自分が気にするほど、人は自分に興味がないし、見ていない。

 

自分に無いものを持っている人は、魅力的です。

だから、惹かれるんでしょうね。

テニスでは2nd氷帝が、この"かっこ悪い"という美学を体現しているなぁと思っていました。

氷帝は、ぱっと見ちょっといけ好かない苦労知らずのお坊ちゃんなのに、実はすごく不器用でアツく泥臭い努力家たちの集まりというのが魅力的なところだと思っているんですが、2ndの彼らは、そんな私の思い描く氷帝像だったんです。

シリアスとギャグがとても良い塩梅で、リアルタイムで原作を読んでいた当時の感情が蘇り童心がくすぐられたものです。

「もーやだこの人たちバカすぎる」という気持ちになるなんて、なんだかすごく二次元っぽいですよね。

 

twitter.com

 

個人的なイメージですが、

河合さんの日吉くんは、"下剋上"という言葉が跡部様個人に対してじゃあなくて、もっと広い括りで上を目指してそう。

細貝さんの日吉くんは、跡部部長しか見えていなくて、「よしよし、そんなに頑張らなくても大丈夫だよ〜〜〜」ってしたくなる。

伊勢さんの日吉くんは、跡部部長は割とクールに意識して、どちらかと言うと鳳長太郎という幼馴染をライバルとして意識している気がする。

内海さんの日吉くんは、跡部部長みたいになりたいって気持ちが漏れててしまってて、褒められるとわかりやすくバックに花が飛んじゃうタイプ。

 

"負ける"ことは、"かっこ悪い"に繋がる条件の一つですが、日吉くんにファンが多いのも、彼が勝てない選手だからかな、なんて、怒られちゃうかな。

 

「いい奴なんてモンは臆病なだけだ
波風立てたくないだけ」

「遠慮する前にもっと 努力しろ!」って
小3の俺は書いている」

 

うわ〜〜〜・・・刺さる〜〜〜〜〜

"いい人"でいたいと、常に自分の気持ちを飲み込んで楽してる人間には、クる。

ちゅうがくにねんせい、すごい。

 

日吉くん、だからかっこいいんだよね。

たくさんの"かっこ悪い"を経験して、"かっこいい"を手に入れたんだと思います。

 

失敗が許されるうちにたくさん失敗して、"かっこ悪く"ありたい。

 

以上、何年経っても仕事がしんどい社会人女の独り言でした。

 

youtu.be

たった数年Kドルから離れただけで、出演者知らない子たちばっかりになってしまった・・・

3:43〜のオジサンたち、可愛い。

*1:Aチームは同業者の評価では負けが多いですが、視聴者投票では勝ち続け、WINNERになりました。オタクの先見の明すぎょい〜〜〜

*2:WINで敗れた後、再びサバイバル番組開始という気の毒っぷりでしたが、晴れてデビューしました

*3:2013年の相葉裕樹はすごいぞ

推しを自分の全てにしてはいけない

僕たちを太陽だと思ってくれるとするなら、ひまわりみたいに太陽を絶対的な存在に思わないでほしい。

 

もう何年も追い続けている、隣国の推しさんたちが、ロングインタビュー*1で綴った大好きな言葉です。

外国人のはずなのに、こんなに素敵な日本語を口にしてくれることが、数ある大好きなところの一つです。

そしてインタビューは、こう続きます。

 

アーティストはファンの人生においては、現実的な支えやパートナーにはなれないし、ステージや作品で期待に応えることはできたとしても、それぞれの生活や未来の責任は持ってあげられないから。僕らのことで悲しませてしまったり、元気がなくなってしまったり、そういうことがあると僕も苦しい。『だけど、できることは歌うしかないんだな』って。だけど、それくらいしかできないとしても、ひまわりみたいに太陽を見ると元気になれたり、栄養をもらえる、そんな栄養剤みたいな存在になれるんだとしたら、精一杯頑張りたいし、見ていてほしいと思う。

 

一見、冷たい言葉のように思えますが、私はこの言葉に何度救われたかわかりません。

長年オタクをやっていると、"幸せ"の定義が、オタクではない人と大きく違ってきていることに気が付きます。

そこで思ったのが、私のオタクとしての幸せって、クラウド上"にあるということ。

 

たとえるならば、雲(クラウド)の中にあるコンピューターを地上から利用しているようなイメージです。そして、クラウドの形態で提供されるサービスを「クラウドサービス」と言います。

クラウドサービスとは?例を交えて解説!初心者にも分かるクラウド入門 | NEC

 

「何言ってんだコイツ・・・」と思われるかもしれませんし、こんなことを感じているのは私だけなのかもしれませんが、正直自分でも感覚的なものなので、よくわかっていません。

ただ、オタクをしているときは、"幸せ"というものが自分の手元にない。

推しさんたちの、幸せを感じる"場所"を借りて生きているような、そんな妙ちきりんな感覚です。

スタンドアローンの喜びが、ない。

 

私は、一度すっぽりハマってしまうと、頭までズブズブと浸かってしまうタイプでした。

まぁ今もなんですが(さすがにこの歳になると、嫌でも現実を感じてしまうので)学生のころは特にひどかった。

推しのことで笑って、泣いて、怒って。

推しが苦しんでいる姿を見ると、怒りと悲しみで眠れない夜もありました。

応援スタンスの違いで、疎遠になってしまった友達もいました。(バンドかな??)

ライブでは、別にそういうタイミングでもないのに最後の挨拶でいつも号泣して、隣の見知らぬお姉さんに背中をさすってもらったものです。

 

まるで自分のことのように・・・いや、自分の身内のことのように"心を動かされていたんです。

普段は家族の文句言うけど、人から自分の家族を貶されたらめちゃくちゃ腹立ったり、彼氏の愚痴を言って「え〜それサイアク〜〜〜」って言われたら「あっでも、こんないいとこもあるんだよ!」ってなったりする、アレ。

 

おかしな話ですよね〜〜〜他人なのに!!

赤の!!他人なのに!!!!

 

でもそのおかしなことが、ありえちゃってるわけなんです。

異常と言われれば、異常。

 

彼らの一挙手一投足が自分の日常に支障をきたし始めたと思い始めたとき、ふっとあの言葉を思い出します。

これがまた、すごくバカらしい。

好きな人が求めていないことをやるなんて、バカらしいじゃないですか。

私がいくら日常生活を犠牲にしてまで彼らに尽くしても、それはただ、一方通行な、乱暴な感情でしかなくて。

これでは、せっかくの愛が、彼らに届くまでに死んでしまっているような気がしたのです。

 

これは、お金をかけるかけないの話ではなくて、あくまでも"感情論"です。

金銭を伴う関係性というのは、推しがファンを、ファンが推しをと、お互いの存在をきちんと認識している状態なわけですが、ここでの感情論は、あくまでもスタンドアローン

個々人の中にくすぶるフクザツな気持ちの話です。

推しは、私をファンとして認識しているだけで、"私"として認識しているわけではないから・・・

 

キャッチボールは、相手が捕れるように投げないと、意味がない。

これじゃあ誰も幸せになれないと、10の力で投げられたボールを、10の力で返したいと、少しずつ思うようになりました。

 

たまに、ですが、自分自身のことで喜んだり悲しんだりできない自分に対して、私は今、すごく無責任に生きているのでは・・・」とめちゃくちゃに落ち込む。

言ってしまえばそれって、喜びも悲しみも、人のせいなわけですからね!!

お気楽な人生だなぁと、卑屈モードのときは、特に落ち込みます。

堕ちるとこまで堕ちます。

自分で何か行動して失敗した悲しみ、自分で何かを成し得て手に入れた喜びがない人生なんて、寂しいです。

大人なると"頑張る"ことが難しくなってしまうから、余計に。

だからこそ、努力してキラキラし続ける俳優さんたちに、恋い焦がれてしまうのかもしれませんね。

 

冒頭にもあった通り、推しはオタクの私生活まで幸せを保証してくれるわけではない。

あるとき自分の人生を生きるよう迫られたとき、「ああ、私には何も残っていなかった」なんてことにならないよう、気を付けないと。

 

君と僕は平行線

その上をそれぞれ歩いて

その道の果てに交わる道を見つけよう

今君と僕はちょっとぎこちないけど

僕にだんだん近付いて*2

 

それでも、交わる道があると信じて、歩いていくしかないんだってさ〜〜〜!!!!!泣

 

 

 

 

推しが帝劇俳優になったとき

 

 

 

続投、おめでとうございます。

相葉さんは、あるときからはっきりと自分の役者としての方向性を定めましたよね。
俳優さんとしては、少し遅い方だと思います。
きっと散々迷って、悩んで、たくさんのことを経験した後に、今の自分を掴んだんだと思うと、じんとくるものがあります。
決断した道にファンが付いてくるのかは、また別の話ですしね。

 

しかし、シュガーさんがバルジャンというのも、ものすごくアツい。

そして上原さんが抜けて、アンジョに誰が来るのか、 アンサンブルから一人?それとも若手が・・・?なんてずーっと思っていたのですが、

 

そうきたか〜〜〜!!!!

 

ここでの相葉さんのポジションって、すごーく難しいと思います。

帝劇デビューの昨年とは、また違った評価をされますもんね。

その中で、相葉さんらしい、相葉さんにしかできないアンジョを見るのが今から楽しみです。

若くて美しく、でもどこか余裕がなくて危なっかしいアンジョーラから、カリスマ性溢れる、戦闘力53万の革命家へと、変化していくのでしょうか。

相葉さんは、前者の方が似合う気がするんですがね!(とにかくお顔が、お顔がすばらしい。アンジョルラスは天使と称されるほどの美青年設定なので、顔面偏差値の素晴らしさに圧倒されます

 

しかし、そうなると、上原ジャベ&相葉アンジョも見られるということですよね。

それはかなり胸熱なような・・・

 

私は、相葉アンジョ&内藤マリウス回が好きでした。

やっぱり年齢的に、バランスがいい。

海宝さんは、お顔がとても好きで歌もめちゃくちゃお上手なのですが、コゼットに一目惚れしてお花畑状態なはずのマリウスが普通にかっこよくて王子様で、アンジョルラスの方がもしかすると、現実を見ていなかったのではと思わせてくれるマリウスでした。

その点、内藤さんは最っ高に浮かれポンチ!!(褒めてる)

何度も「お前・・・」ってなる。

だからこそ、お花畑状態のマリウスへ、自分のことより民衆のことだと、再び意識を革命へと向けようと嗜めるアンジョルラスが映えます。

しかして一方のマリウスは、そんなアンジョルラスを見ても、穏やかな表情のまま。

みんなの前に立ち、人々を惹きつけるそのオーラを遺憾無く発揮するアンジョルラスを、内藤マリウスはキラキラした目で見つめているのです。

僕らの大将はやっぱりかっこいい!と、見惚れているのです。(最高か)

 

それはまるで、マリウスにとっての、いや、あの場にいたABCの友、全員にとっての“革命”とは“そういうもの”だったのだと、証明しているような。

(アンジョにとっての“革命”は、少し違うかな)

 

でもそれが、私のマリウスの理想像でした。

相葉アンジョもそうでした。

私が思い描いていたアンジョルラスが、そこにいたんです。

舞台に現れた瞬間、心臓が跳ねたようなあの衝撃は忘れられません。

 

でも、革命に失敗するであろうアンジョルラス。

上原さんは、死なない。

普通にやり遂げそう、歴史ひっくり返しそう。

 

そんな、革命を夢見る若者たちの青さとか、危なっかしさとか、儚さとか。

相葉さんや内藤さんの年代だからこそ、表現することができたのかもしれませんね。

 

 

相葉アンジョと三浦マリウスは、果たして革命に成功するのでしょうか。

合縁奇縁というものは

【合縁奇縁(あいえんきえん)】

お互いに気心が合うか合わないかは、みな縁によるということ。

合い縁奇縁・合縁奇縁・相縁機縁(あいえんきえん)とは - コトバンク

 

本ブログのタイトルでもあります、「合縁奇縁」という言葉につきまして。

 

昨年10月、相葉裕樹さんのバースデーイベントに参加したのですが、すごく印象に残った言葉がありました。

 

“人との縁に気付けるようになりたい”

 

綺麗な言葉ですよね。

思えば、相葉さんの口からはよく、“縁”というものを耳にする気がします。

 

「chain 人は繋がっている chain 見えない鎖で
だから私は知っている 今生かされている事」
僕達には計り知れない見えない力で繋がっているだなと日々感じてます。ただその御縁を感じるか感じないかは自分次第ですが、その出会いやきっかけを掴める人間でありたい。

 

 

「決してマイナスな言葉を口にしない」

これは、私の中で相葉さんの好きなところの一つです。

笑って、茶化して、冗談めかして。

「本当は楽しいことばかりじゃないこと、わかってくれているよね」と、私たちに委ねてくれる、その頭の良さがすごく好きだし、何より“プロ”だなあと思います。

努力しているところをあまり見られたくないあのギラギラとした負けん気の強さも、また、いい。

相葉さんよりも歳下だというのに、夢を諦め、ただ何となく毎日を生きている萎びてしまったダメ女には、最高にクるものがあります。

 

相葉さんは全く私生活を見せません。

ツイッターも、ほとんど仕事のことしか呟きません。

自宅っぽい写真や動画も、絶対背景を映さない。

 

私は、相葉裕樹という人が、普段どんな顔でどんな口調で、どんな話をしているのか、全く知らない。

 

でもそれでいい。

いや、それがいいんです。

 

 

まぁ、べろべろに酔っ払って、相馬さんたちと熱い話をしているのを見ると、なんとなく想像はつくんですがね!!ハハッ!!

 

“言わないこと”は、美学ではない。

わかっています、わかっていますとも。

でも、どれだけ顔に出ても、どれだけ態度に出ても、口にしなければ“事実”にはならないのではと、思わずにはいられません。

 

誤魔化すようにはにかむその笑顔の下で、歯を食いしばって弱音を吐かない相葉さんのことを、すごく、“かっこいい”と思うのです。

 

だってそれって、実は、ものすごく熱い男じゃあないですか。

 

彼を初めて見た、あの山吹戦のオーディション、
鉛筆の様に細い体でちょっとはにかんで踊っていただけの少年が、
こうして「レミゼ」のアンジョルラスやってるなんて、信じられないくらいうれしいよ、君の立ち姿は最高にきれいだよ、

 

テニミュの不二先輩。

細っこくてダンスが上手くて、笑うと八重歯を覗かせる可愛いはにかみ屋さん。

そんな、私の中での彼へのイメージが、静かに熱い闘志を燃やす革命家に変化したのも、それもきっと相葉さんの言う「縁」なんだと思う。

 

 

推しに彼女がいるということ

 

 

前記事でも申し上げた通り、私はゴリゴリのKドルファンでありまして。

日本人の推し方がまだまだわからないぺーぺーのドドド新規なのですが。

 

そんな私の推しは、アイドルにあるまじき、

 

公開恋愛アイドルでした。

 

 

・本人が、相手名指しで「この人と付き合っています」といった旨のコメントをネット上に掲載

・デート中、彼女と同じ時間に同じ場所の写真をインスタにアップする

・左手の薬指にカップルリング

・「一番好きなものは何か」とファンの質問に、彼女の名前を答える

 

などなど、今となっては細かいエピソードが多すぎてあまり覚えていないのですが、当時はその度しおらしく泣いたものです。

 

「よく好きでいられるね」とか「彼女いるから塩対応でしょ」とか、おたく仲間からは散々言われましたが、それでも気持ちは変わりませんでした。

 

それは、彼の、ファンに対する気持ちが誠実だったからです。

本当のところはわかりませんが、ファンの目に付くところでは、真面目で、誠実で、真摯だったのです。

 

彼女アピの時点で、誠実かと言われたらそれまでですがね!!!!

 

接触イベでも、疲れて座ってしまってもいいはずなのに、ずーーーっと立ったまま、自慢の笑顔を振りまき続ける姿が、外国語である日本語を辿々しいながらも一生懸命話す姿が、プロだと思ったのです。

 

確かに、他のメンバーのファンからすると「塩対応」だったかもしれない。

中にはハグをしてくれたり、恋人繋ぎで手を握ってくれたり、「神対応」と呼ばれるような子もいたので・・

 

彼は嘘でも「好き」と言ってくれない。

サインに「ハートマーク」を書くのさえ拒む。(☆はギリオッケーらしい)

ハグなんてもってのほか!

そういうものを求めているファンには、物足りない子だったかもしれない。

 

ただ、ただ!

「疑似恋愛で夢は見させてあげられない。その分、歌やダンスで夢を」と覚悟を感じる彼の姿が、すごくかっこよかった。

一生懸命迷いに迷って、彼の出した答えを、私は「イイな」と、思ったのです。

それが彼なりの「ファンサ」なのだと。

こんなアイドルも、“アリ”なのかもしれないと、そう思わせてくれるくらい。

 

 

まあ、そんな強がり言っても結局・・・

 

 

 

 

 

リアコだったんですけどね!!!!泣

 

 

彼女持ちにリアコって、すごく虚しい。

もんのすごく虚しい。

「私が落としたこのお金は、あの子とのデート代になるのか・・・」と思うと、虚無でしかない。

いや、もう途中からは、そんな自分に酔っていたのかもしれませんね。

男に貢ぐアタシ〜♡なんて。

ファンですらほとんど行かないようなミュに通い詰めたりして、握手券のために同じCDを何十枚も買ったりして、やっとこさ顔を覚えてくれたころに仕事が忙しくなって、そんなときにテニミュというものに出会ってしまって・・・だんだん彼とは疎遠になっていきました。

 

今でももちろん大好きですが、前ほどの熱量はなく、ゆるゆると、ぼちぼち追っかけています。

たぶん調べたらすぐ出てくるんでしょうけど、一応名前は伏せてみました。

 

若手俳優界では、今まで、公開恋愛をやってのけた人っているんですかね。

匂わせ・カノバレはあっても、本人の口から直接ってのは、どうなんでしょう・・・

Kドルオタクは若い子が多いので、彼の彼女事情を知って離れるファンも少なくなかったのですが、若手俳優ファンは、その辺割り切れる方も多そうですね。

 

そういえば、ずっとKドルを推していたもので、今の推しさんを好きになって思ったのはなんと言っても、

 

 

言葉が通じるってすばらしい!

 

 

ってことでした。

私が推してたKドルくんは、結構日本語しゃべれる方だったのですが、それでもゆっくり話さないとなかなかコミニュケーションがとれず、剥がしが厳しいときには涙を飲んだものですが、

 

日本人、最高。

 

日本語通じる!

会話できる!

そんな小さなことに、喜びを感じております。

 

 

 

ただ、さすがにもう公開恋愛は勘弁。

 

 

Kドルおたくが日本人に「推し」と呼べる人ができた話

「俳優沼はヤバいよ」



Kドルヲタク仲間に、散々そう言われていた私が、ついに、堕ちた。

特にこの想いを爆発させる場もないので、備忘録なんかを文章にできたらと思う次第であります。