合縁奇縁というものは
【合縁奇縁(あいえんきえん)】
お互いに気心が合うか合わないかは、みな縁によるということ。
本ブログのタイトルでもあります、「合縁奇縁」という言葉につきまして。
昨年10月、相葉裕樹さんのバースデーイベントに参加したのですが、すごく印象に残った言葉がありました。
“人との縁に気付けるようになりたい”
綺麗な言葉ですよね。
思えば、相葉さんの口からはよく、“縁”というものを耳にする気がします。
「chain 人は繋がっている chain 見えない鎖で
だから私は知っている 今生かされている事」
僕達には計り知れない見えない力で繋がっているだなと日々感じてます。ただその御縁を感じるか感じないかは自分次第ですが、その出会いやきっかけを掴める人間でありたい。
僕も和樹くんとの出会いに不思議な御縁を感じてます。
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2018年3月4日
「決してマイナスな言葉を口にしない」
これは、私の中で相葉さんの好きなところの一つです。
笑って、茶化して、冗談めかして。
「本当は楽しいことばかりじゃないこと、わかってくれているよね」と、私たちに委ねてくれる、その頭の良さがすごく好きだし、何より“プロ”だなあと思います。
努力しているところをあまり見られたくないあのギラギラとした負けん気の強さも、また、いい。
相葉さんよりも歳下だというのに、夢を諦め、ただ何となく毎日を生きている萎びてしまったダメ女には、最高にクるものがあります。
相葉さんは全く私生活を見せません。
ツイッターも、ほとんど仕事のことしか呟きません。
自宅っぽい写真や動画も、絶対背景を映さない。
私は、相葉裕樹という人が、普段どんな顔でどんな口調で、どんな話をしているのか、全く知らない。
でもそれでいい。
いや、それがいいんです。
まぁ、べろべろに酔っ払って、相馬さんたちと熱い話をしているのを見ると、なんとなく想像はつくんですがね!!ハハッ!!
“言わないこと”は、美学ではない。
わかっています、わかっていますとも。
でも、どれだけ顔に出ても、どれだけ態度に出ても、口にしなければ“事実”にはならないのではと、思わずにはいられません。
誤魔化すようにはにかむその笑顔の下で、歯を食いしばって弱音を吐かない相葉さんのことを、すごく、“かっこいい”と思うのです。
だってそれって、実は、ものすごく熱い男じゃあないですか。
彼を初めて見た、あの山吹戦のオーディション、
鉛筆の様に細い体でちょっとはにかんで踊っていただけの少年が、
こうして「レミゼ」のアンジョルラスやってるなんて、信じられないくらいうれしいよ、君の立ち姿は最高にきれいだよ、
テニミュの不二先輩。
細っこくてダンスが上手くて、笑うと八重歯を覗かせる可愛いはにかみ屋さん。
そんな、私の中での彼へのイメージが、静かに熱い闘志を燃やす革命家に変化したのも、それもきっと相葉さんの言う「縁」なんだと思う。
推しに彼女がいるということ
前記事でも申し上げた通り、私はゴリゴリのKドルファンでありまして。
日本人の推し方がまだまだわからないぺーぺーのドドド新規なのですが。
そんな私の推しは、アイドルにあるまじき、
公開恋愛アイドルでした。
・本人が、相手名指しで「この人と付き合っています」といった旨のコメントをネット上に掲載
・デート中、彼女と同じ時間に同じ場所の写真をインスタにアップする
・左手の薬指にカップルリング
・「一番好きなものは何か」とファンの質問に、彼女の名前を答える
などなど、今となっては細かいエピソードが多すぎてあまり覚えていないのですが、当時はその度しおらしく泣いたものです。
「よく好きでいられるね」とか「彼女いるから塩対応でしょ」とか、おたく仲間からは散々言われましたが、それでも気持ちは変わりませんでした。
それは、彼の、ファンに対する気持ちが誠実だったからです。
本当のところはわかりませんが、ファンの目に付くところでは、真面目で、誠実で、真摯だったのです。
彼女アピの時点で、誠実かと言われたらそれまでですがね!!!!
接触イベでも、疲れて座ってしまってもいいはずなのに、ずーーーっと立ったまま、自慢の笑顔を振りまき続ける姿が、外国語である日本語を辿々しいながらも一生懸命話す姿が、プロだと思ったのです。
確かに、他のメンバーのファンからすると「塩対応」だったかもしれない。
中にはハグをしてくれたり、恋人繋ぎで手を握ってくれたり、「神対応」と呼ばれるような子もいたので・・
彼は嘘でも「好き」と言ってくれない。
サインに「ハートマーク」を書くのさえ拒む。(☆はギリオッケーらしい)
ハグなんてもってのほか!
そういうものを求めているファンには、物足りない子だったかもしれない。
ただ、ただ!
「疑似恋愛で夢は見させてあげられない。その分、歌やダンスで夢を」と覚悟を感じる彼の姿が、すごくかっこよかった。
一生懸命迷いに迷って、彼の出した答えを、私は「イイな」と、思ったのです。
それが彼なりの「ファンサ」なのだと。
こんなアイドルも、“アリ”なのかもしれないと、そう思わせてくれるくらい。
まあ、そんな強がり言っても結局・・・
リアコだったんですけどね!!!!泣
彼女持ちにリアコって、すごく虚しい。
もんのすごく虚しい。
「私が落としたこのお金は、あの子とのデート代になるのか・・・」と思うと、虚無でしかない。
いや、もう途中からは、そんな自分に酔っていたのかもしれませんね。
男に貢ぐアタシ〜♡なんて。
ファンですらほとんど行かないようなミュに通い詰めたりして、握手券のために同じCDを何十枚も買ったりして、やっとこさ顔を覚えてくれたころに仕事が忙しくなって、そんなときにテニミュというものに出会ってしまって・・・だんだん彼とは疎遠になっていきました。
今でももちろん大好きですが、前ほどの熱量はなく、ゆるゆると、ぼちぼち追っかけています。
たぶん調べたらすぐ出てくるんでしょうけど、一応名前は伏せてみました。
若手俳優界では、今まで、公開恋愛をやってのけた人っているんですかね。
匂わせ・カノバレはあっても、本人の口から直接ってのは、どうなんでしょう・・・
Kドルオタクは若い子が多いので、彼の彼女事情を知って離れるファンも少なくなかったのですが、若手俳優ファンは、その辺割り切れる方も多そうですね。
そういえば、ずっとKドルを推していたもので、今の推しさんを好きになって思ったのはなんと言っても、
言葉が通じるってすばらしい!
ってことでした。
私が推してたKドルくんは、結構日本語しゃべれる方だったのですが、それでもゆっくり話さないとなかなかコミニュケーションがとれず、剥がしが厳しいときには涙を飲んだものですが、
日本人、最高。
日本語通じる!
会話できる!
そんな小さなことに、喜びを感じております。
ただ、さすがにもう公開恋愛は勘弁。
Kドルおたくが日本人に「推し」と呼べる人ができた話
「俳優沼はヤバいよ」