2019年わたくしごとと新年のご挨拶(大遅刻)
あけましておめでとうございます〜〜〜!!!!!🎍🌅🎍
年末に更新するつもりが、間に合いませんでした。
びっくりするくらい間に合いませんでした。
お久しぶりでございます、繭です。
私はというと、レミの感想を書き終えるまでにTDVが開幕したかと思えば、そのまま年末特有の慌ただしさに突入してようやく仕事を納め、夢のお正月休みを満喫していたはずが、あれよあれよと言う間に通常営業が開始していて驚きを隠せないところでありますが、みなさまお元気でしたか?
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
久しぶりなので、ブログの書き方を若干忘れている気もしますが、以下、ひたすらに個人的な話なので、興味のない方はここでお戻りくださいませ。
TDVの感想は、近いうちに更新する予定です。
私的2019年のハイライトは、何より人事異動です。
身バレが怖いのであまり詳しいことは言えませんが、やっぱり、嬉しかったですね。
認めてもらえた、と思いましたし、めちゃくちゃ張り切りました。
2019年の、というより、人生のハイライトと言っても過言ではないでしょう。
私という人間は、基本的に八方美人で、いつもヘラヘラしていて、割と「どこに言ってもうまくやれるよね」と言われる人間で、"わかりやすい悪意をくらう"経験も少なく、周囲の人間に恵まれた、温室でぬくぬく育った女です。
そんな私がですね、異動先で見事に、人生初の"イビリ"というやつを経験してしまったんですね〜〜〜
異動したくない部No.1との呼び声高い部署内に異動しまして、女だからとか男だからとかあまりに言いたくはないですが、絵に描いたような女社会が蔓延したお部屋です。
本当、ドラマであるようなあの感じを想像してもらっていいと思います。
悲しいことに、自分もされたから人にもそうしてしていいと思っている人間が多いところです。
不思議なもので、真っ只中の最中は自分がやられていることを人には言えなくて、余裕が出た今、こうやってブログでも、リアルでも話せるようになりました。
やっぱり、恥ずかしいです。
知られたくないです。
特に、自分の大切な人たちには。
「愛されていない」と知られるのが、怖いです。
まぁ、先輩にどろどろに甘やかされて続けてきた私としましては、こんな世界があることが本当にびっくりで、それこそ最初は「私は負けない!自分は絶対こんな思いを後輩にさせたくない!」と頑固一徹で意気込んでいたんですが、今年の夏ごろ限界がきまして。
自分はそこそこ人とうまくやれるタイプだと思っていたので、あれよあれよと悪循環にハマり、若干ノイローゼ気味になってしまい、眠れなかったり、夜中に目覚めたりすることが増えたりもして、通院を始めました。
当時はとにかくお風呂が苦痛で(なぜだか思考のループが起こりやすい)、泣きながらシャワー浴び、すっぴんで出社なんて考えられなかった自分がどんどん身だしなみを気にしなくなっていきました。
体重もみるみる落ちてしまったりして。戻りましたけど。
退職願を机に忍ばし、もちろん出さない前提なんですけれども、お守り代わりと言いますか、いつでも辞めてやるという気持ちでやってみようと、そう思いながら仕事をしていました。
仕事はあくまで生きるための手段だし、そこで無理して「壊れて」も、会社は守ってくれないことも知っているからです。
「どうやらアイツ、様子がおかしいぞ」と周りも異変に気付いてくれていたので、こっそり声をかけてくれたり話を聞いてくれたりと、逆に、周囲に感謝するきっかけにもなったんですが、残念なことにこういうことって、自分で解決するしかないようで、みんなそれをわかっているから手出しができない「も〜何言われてもいーわ別に!」と割り切るようになってからは、割とあっさり人間関係が円滑になりました。
以前にも少しお話しましたが、私は本当に融通が利かない、意固地な人間です。
なかなか自分を曲げられないタイプです。
加えて、なかなか心を開かないから、相手も私に対してどう接していいのかわからない。
私をどう扱っていいのか、わからなかったんだと思います。
私のような神経を張り巡らせて勝手に疲れているようなタイプには、人の悪口だらけのあの空間が本当に苦痛で、いちいち全部間に受けたりもしましたが、私の2019年の言葉と言ってもいいでしょう「割り切る」こと。
そう心で唱えると、不思議と真っ暗だった目の前に、いくつかの道が現れるようでした。
本当は、「現れて」いるわけではなくて、私の心の影が道を隠しているだけで、そこに光が当たるだけだったんですが。
割り切ること自体に意味があるのも確かですが、その言葉が私の思考のループを断ち切るトリガーになったことも、よかったんだと思います。
「嫌われてもいい!何言われてもいい!」と割り切って、鬱陶しがられるのを承知で話しかけるようにしたら、そこそこコミュニケーションがとれるようになりまして、今では割と良好な関係を築けています。
割り切り方と、自分の気質との向き合い方が、やっとこの歳にして掴めてきたような、そんな感じです。
夜も眠れるようになりました。
でもやっぱりこうやって文字に起こすにあたって当時のことを思い返すと胃がキリキリしますね。
ただ、あの世界に順応しつつも「絶対後輩には自分みたいな思いをさせない!」という気持ちだけは、忘れないようにしています。
疑問に思うことを忘れてはいけない、と。
今の環境に慣れてしまっても、あのとき感じた違和感や苦しみが普通だと思いたくありません。
そして、あのとき心ない言葉・態度を浴びせてきた人、見て見ぬふりをした人、絶対に忘れません。
今、何事もなかったかのように笑って話してはいますが、一生忘れることはないでしょう。
ハライチ岩井さん並みに、忘れねぇからなと思います。
反対に、あのとき助けてくれた人、影で動いてくれた人、この恩もまた一生忘れません。
自分もいつかこの人の力になりたいと、そう強く思います。
毎日メソメソ泣いていましたが、この一年ひたすらに自分と向き合い、自分と戦ってきました。
他人ではなく、自分でした。
人が自分に向ける態度は、写し鏡。
自分を知ることで、場合によっては環境を変えられる"こともある"。
だからって人を傷つけていいとは全く思いませんけどね。
この歳にして、やっっっと"自分"というとのがわかってきた。
「生きやすさ」ということは、自分を知っているか、自分の扱い方を知っているか、なのかもしれません。
そんな、自分を知り、自分の機嫌のとり方を知った私。
私は私の楽な生き方を取っただけで、これが正しいとは思いません。
どんな理由であれ、「人を傷付けていい」なんてことはないと思っていますし、その信念は譲れません。
ただ、私は「私の攻略法」を見つけた。
そんな感じです。
その攻略法は人によって違うと思います。
数年間、ひたすらに自分と向き合い、調べ、考え、思い悩んだ末に、やっと出た答えの一つです。
新年から暗い話題で申し訳ありませんが、私なりのけじめといいますか、2020年を生きるにあたって、この話をしておくべきだと思い更新に至った次第です。
まぁ、今となってはネタとして話すこともできますし、いい芸の肥やしになったかなとすら思えています。
飲みの席で笑い話にもできるようにもなりました。
そして、2019年の一年間、推し様のことを2018年同様見続けてきましたが、不思議と見方が変わってきました。
いえ、もしかすると、私が変わったのかもしれませんけれども。
知ったかぶりをするようですが、彼の真面目さ、繊細さが、より一層垣間見えるようになった気がします。
冗談でも、絶対に人を馬鹿にしない。
乗っかってしまった方がその場が盛り上がるような空気であったとしても、絶対に"ソッチ"に立たない彼が、とても誇らしく愛おしく、たまに泣けてくるときがあります。
人の気持ちを考えられる、とても賢く思慮深い人だと思います。
私もその気持ちを、忘れたくありません。
2020年も思いやる気持ちを忘れずに、多少の理屈や理論を抜きにしても、甘っちょろいと思われるのは承知で、私は「優しく」ありたいなぁと、そう思います。
新年早々、暗い内容にも関わらず、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いつもいつも拙い文章ですが、2020年もお付き合いいただけると幸いです。
何かございましたら、お気軽に繭 (@maau_AienKien) | Twitterまでお願いいたします。
2020年も、元気に失敗して、汗かいて、恥かいて、泥にまみれても成し遂げたいものを目指していこう!!
ミュージカル「レ・ミゼラブル 」/ コゼットとエポニーヌと、ファンテーヌのこと
思えば、レミのみんなは「狭間」で戦っているのかもしれない。
ジャン・バルジャンは、「信念」と「守るべきもの」の狭間で。
ジャベールは「正義」と「また別の正義」との狭間で。
マリウスは、アンジョルラスとコゼットとの狭間で。
随分と間が空いてしまいましたが、今回も、前回同様見た順にトリプルキャストのみなさんについてお話しようと思います。
前回の記事(マリウス・アンジョルラス)
本記事ではコゼットとエポニーヌ、そしてファンテーヌについてです。
あくまでも個人的な感じ方に過ぎませんが、「そういう見え方もあるんだなぁ」くらいの気持ちで、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
「狭間」と言いましたが、コゼットとエポニーヌは、基本的にその対象となるものが同じ気がします。
「自分の人生」と、「愛する人」の間なのかなぁと。
コゼット
▼小南満佑子さん
すごく賢いコゼットに見えました。
自分の意思がしっかりあるコゼット。
「いつのまにか幸せになっていた」というよりも、自分で幸せを手に入れたコゼットに見える。
そのせいか、バルジャンの最期はまるで本当の父娘を見ているようなリアルさがあります。
ただ何も知らずに身近な人の死に泣く“女の子”ではなく、ちゃんと、父の病床に居合わせた、“娘”です。
それは小南さんが持つ意思の強さみたいなものが、父娘特有のあの空気感を醸し出しているのかなぁなんて思いました。
「パパしっかりして!」と叱る娘と、「はいはい」と困ったように微笑む父親。
すごくリアルな親子像です。
小南さんはタイタニックぶりでしたが、歌もさすがの安定っぷりで、とても「お姉さん」なコゼットでした。
マリウスについて書いたときにも申し上げましたが、原作のマリウス・コゼットって、意外とバルジャンに冷たいので、時折「お前さぁ・・・」という感情を抱いてしまうのですが、小南さんは意思のあるしっかりしたお嬢さんなので、全くそれを感じないですね。
サバサバっとして、自分を持っていて、とても主体的なコゼットです。
▼生田絵梨花さん
きました。
「お前さぁ・・・」と思えるコゼット。
そして、首が長くお顔も小さいので、デコルテがすごく綺麗で、ウェディングドレスが似合う本当に美しいコゼットです。
バルジャンの最期、パパに再会できたのが嬉しくてたまらないという顔が本当に、泣かせます。
ただ、腕に包まれているところは小動物みたいでめちゃくちゃかわいい。
コゼットって、変な言い方をすると、基本「何もしない」じゃないですか。
自分から何か行動するところを、描かれていないですよね。
そこと対照的に描かれるのが、ガシガシ主体的に動くエポニーヌであって。
コゼットは、「なんかよくわからないけど、みんなに助けられて幸せになりました〜!」な存在。
でも、本当はそれが、当たり前なんですよ。
それでいいんです。
コゼットは「何もしていない」、何もしていないのに餓死したり虐待を受けたり、そんなことがあっていいはずがないんです。
「愛されるべき存在」であって、生田コゼは、それがすごく表れたコゼットだなぁと思います。
▼熊谷彩春さん
ひたすらにかわいい。
めちゃくちゃかわいい。
でも自分の意思もある。
ちゃんと「いいところのお嬢さん」なのに、全然嫌味っぽくないのは、熊谷さんの持つ天性の空気感からなのでしょうか。
プリュメ街の、顔を手で隠しながら踊る恋する乙女モードが可愛すぎる。
でも不思議と、浮かれポンチではないんですよね・・・
「一時のテンションに身を任せて結婚までしちゃいました〜!」というより、このコゼットなら大丈夫だな、という不思議な安心感がある。
お若いのに、あの包容力は何なんだろう・・・
バルジャンの最期の「パパ」の言い方が、最高に泣けます。
賢さと愛らしさ、いいとこ取りなコゼットな気がしますね。
エポニーヌ
▼唯月ふうかさん
泣かせるエポニーヌ。
一番泣きました。
泣いたように笑うから、切なさが増す。
いじらしくて、健気で、女の子成分多めです。
本当にあの環境で育ってきたのか?と思うくらい、純粋です。
少女漫画的な見方をすると、唯月さんのエポは、どこかコゼットより主人公っぽいですよね。
自分に自信がなくて、恋も人生も諦めていて、好きな人のために一生懸命で・・・見る側の共感を誘うエポニーヌ。
唯月さんご自身が、女優さんとしてすごく「ノッている」時期なんだと、感じました。
私これ、今回同じ感情を伊礼さんに対しても抱いたんですけども・・・なんでしょう、ノッている。
役者さんはそういう時期があるんでしょうか。
▼屋比久知奈さん
熱い。
自分の境遇を恨んではいても、自分の「生き方」には自信を持っています。
だからこそ、腹が立っている。
途中から、「あ、これ怒ってんだ」と。
少し話は逸れますが、私は熱く「怒る」人が好きです。
熱く怒るというのは別に、怒鳴り散らかしたり感情を露わにしたり、そういうことを言っているわけではなくて、グラグラ沸々と、マグマを腹のなかで燃やしているような人に、すごく魅力を感じるんです。
怒るということは、「諦めていない」ということですからね。
他のお二人と比べると、あまり恋愛に重きを置いていないエポニーヌのように感じました。
それでも彼を庇って死んでしまうんですから、なかなか未来を変えるのは難しいですね・・・
▼昆夏美さん
安心と信頼の昆さん。
昆さんのエポニーヌは、なんてったってモンパルナスとの絡みが見どころでした。
ポンメルシー・・・
まぁ、私がモンパを好きすぎるってだけなのかもしれませんが、いえ、でもあんなのずるいですよね、好きになっちゃいますよね・・・
すーごいオイシイポジション。
美形のオシャレさん、そして絶妙にクズ。
薔薇をくわえるシーンは、笑うところじゃないんだと思うのですが、私は最高すぎて爆笑です。
ジャンおじさんにお説教されるシーンも見たかったなぁと、思いを馳せてしまいます。
相葉さんは今まで数えきれないくらい薔薇の花を胸に挿してきた、もはや薔薇俳優と言っても過言ではありませんので、モンパルナスも似合いそうですね、なんて、なんてね・・・
話を戻しまして、昆さんのエポニーヌは、モンパルナスとの絡みを見ていると、「絶対ソッチの方がいいって」と余計な世話を焼きたくなるくらい、なんだか“お似合い”なんです。
本っ当にいらん世話なんですけれども。
それくらい艶のある、とても色っぽいエポニーヌです。
それでは最後、ファンテーヌですが、冒頭、レミのみんなは「狭間」で戦っていると申し上げましたが、ファンテは少し違うように感じます。
信念と意地を曲げず、利口に生きられなかった人。
もちろん、それが「悪い」というわけでは決してありません。
きっとみんな、心の奥底ではそう生きたいと思っている。
けれども現実ではそうはいかないので、そうやって生きられる人のことを妬ましく思ってしまうんですよね。
うらやましいんです、本当は。
そんな嫉妬と羨望の対象になる三者三様のファンテーヌです。
ファンテーヌ
▼知念里奈さん
知念ファンテは、世間的に言う「同性に好かれないタイプ」だなぁと思います。
ファンテーヌって、何にも悪いことをしていないですし、悪いのは100%彼女を虐めた人々なんですけれど、「もう少し上手くできたんじゃない?」と思わせる女性じゃないですか。
知念ファンテは、特にそこが顕著な気がします。
もう少し、あともうほんの少しうまく立ち回っていたら、助けてくれた人もいただろうに、と・・・分岐ミスは1つ2つ。
でも、わかるんです。
ファンテの気持ちはものすごく。
わかるからこそ、もどかしくなる。
私自身、自分の融通がきかない性格のせいで人間関係で悩むことがあるので、すごくわかります。
意地を張ること、信念を貫き通すこと、もちろん大事です。
でも、彼女には「守るべきもの」があった。
・・・何が正しいかは、また別の話なんですけどね
しつこいようですが、どんな理由であれ人を虐めていい理由になりませんし、彼女の悲惨な最期を「仕方ない」とは感じてはいけないと思っています。
ただ、自分がファンテにものすごく感情移入してしまう歳になったんだなぁと思いました。
▼二宮愛さん
一番泣くファンテ。
リアル。
すごくリアル。
無知な女性がいとも簡単に転落してしまう様子が、誰にでも起こり得ることなんだと実感させる。
あの転落っぷりに、納得さえしてしまうファンテーヌです。
同じ女として心では納得したくないし、納得してはいけないとも思うのですが、はかったような流れであまりにもとんとん拍子に悪いことが重なる。
分岐を全部ミスってる。
悲しい説得力のあるファンテーヌです。
最期の弱り方もとても怖い。
コゼットの幻覚を見て微笑む姿もゾッッッとするものがあるし、ただ同時に「守ってあげないと」と思わせるので、知念ファンテよりは同性に好かれそうなファンテーヌなのかもしれない。
バルジャンの最後、迎えに来たときの歌声があんまりにも神々しくて、ひっくり返りました。
最期が恐ろしい乱れっぷりだったので、女神様のような美しい姿を見られてめちゃくちゃ泣けましたね。
▼濱田めぐみさん
一応、なんてったって無知で愚かな女性・ファンテーヌなので、分岐はミスしまくるんですけども、そのミスをミスと言わせない強い意志があるファンテーヌ。
悲愴さは、ほとんど感じません。
でも、そこがすごく面白いです。
他2人のファンテは「儚さ」を重視しているのに対して、濱めぐさんはやっぱり「強さ」なんですよ。
開幕前、散々「濱めぐファンテは死なない」と言われ続けてきましたが、どっこい、帝劇ではとても儚いファンテーヌを見事演じ切られましたよね。
もちろん、それもよかったんですけども、私は公演数を重ねるにつれて、「強い」ファンテーヌになった濱めぐファンテが、すごく好きです。
濱めぐさんにしかできない、新しいファンテを確立されたと思います。
えー、長々と語りましたが、なんと、この記事をちんたら書いているうちに、推し様が32歳になりました。
おめでとうございます〜〜〜!!!!🎉🌟
twitter.com32歳を迎えました。いつも応援ありがとうございます。32歳は学び、そして実験の年。積み上げてはまた崩す、いつもその繰り返しです。未来に繋ぐそんな年にしたいです。愚直に前へ。 pic.twitter.com/MVMoN2e8HM
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年9月30日
twitter.com本日10/1は #相葉裕樹 #Birthday🎉いつもたくさんの応援ありがとうございます。
— グランアーツ (@Gran_Arts) 2019年10月1日
11月~「ダンスオブヴァンパイア」アルフレート役にて出演します。お楽しみに🎶
引き続き、宜しくお願い致します。https://t.co/GVSKUpiVmW pic.twitter.com/gMuPYvRatl
さらに、そうこうしているうちにTDVが幕を開けようとしています。
めちゃくちゃ楽しみです。
次回の更新はテナルディエ夫妻か、バルジャンか、はたまたジャベールか・・・悩みどころですが、順番的はテナルディエ夫妻ですかね。
TDVの感想を書く前に終わるのかどうか、かなり怪しくなってきましたが、またお付き合いいただけると幸いです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かございましたら、お気軽に繭 (@maau_AienKien) | Twitterまでお願いいたします。
twitter.com【相葉裕樹】「ダンス オブ ヴァンパイア」顔寄せが行われました🎶 11/5帝国劇場にて開幕です🧛♂️お楽しみに!!https://t.co/rzV97kYv3B pic.twitter.com/vWwQ8AaJrm
— グランアーツ (@Gran_Arts) 2019年10月7日
相葉さんの頬っぺたのホクロスキーとしましては、すっぴんがありがたいでございます。
ミュージカル「レ・ミゼラブル 」/ マリウスとアンジョルラスと、推しのこと
アンジョルラスは、やっぱり“カリスマ”だ。
さて、そこで「2017年の相葉アンジョはカリスマだったか」と問われると、確かに、世間一般で言われるようなカリスマとは少し違ったかもしれません。
典型的なカリスマ像でいうと、間違いなく、上原理生さんのアンジョルラスが頭に浮かびます。
カリスマ性のある人って、第三者からすると少し恐ろしく感じること、ないでしょうか。
何の根拠もない個人的な考えで恐縮なんですが、“カリスマ”と言われる人に共通するのは、人間のアドレナリンの分泌を刺激することのできることのような気がしています。
上原さんのアンジョルラスは、まさにそうでした。
第三者からすると、少し狂ったように見えるあの空間。
自らの命を投げることも厭わない。
アドレナリンが出ていると傷の痛みを感じないのと同じように。ホッと一息つくとじわじわ痛くなる、アレ。
であるとすると、相葉さんのアンジョルラスは、そんなカリスマ的な先導の仕方ではなかった。
あの空間に、狂気も感じなかった。
“若さ”というものの刹那性を体現したような、青く、美しいアンジョルラス。
表情は固く、笑顔もほとんど見せない。
ABCの友は、アンジョルラスという御旗に集まった集団なんだとよくわかります。
私は、リーダーには二種類あると思っていて、
一つは、自らガンガン引っ張っていく、それこそカリスマ性のあるワンマンリーダー。
もう一つは、「この人のために動きたい」と思わせる魅力のある、傍をスーパーサブで固めた人たらしのリーダー。
相葉アンジョは、後者です。
そんな前置きをした上での、2019年の相葉アンジョ、めちゃくちゃ宗教でした。
いや、本当に、狂った集団でした。
とりあえず語りたいキャストだけ語っていこうと思うのですが、長くなりそうなので、本記事ではマリウスとアンジョルラスのトリプルキャストのみなさんについてお話しようと思います。
演技指導が入ったりするとまたいろいろとアプローチが変わってきますし、ご本人たちも回数を重ねる中でいろいろと感じるところがあるでしょうし、また組み合わせによっても全然見え方が違ってきますし、一概にこう!とは言えないので公演毎にまとめるのが一番なんでしょうが・・・諦めました!!!
それぞれ、自分が見た順番でまとめております。
マリウス
▼内藤大希さん
やっぱり私は、内藤マリウスが好きだ。
個人的に、マリウスというキャラクター自体にはあまり魅力を感じないので、演者さんのお陰で好きになるのが、楽しいです。
純粋で、感受性が豊かで、とても感情移入できるマリウス。
コゼットのものだと勘違いして、オッサンのハンカチの匂いを嗅いでいたおまぬけエピソードも頷けます。
海宝マリならそんなバカやらないだろう、と思っていた日が私にもありました。
そして、アンジョルラスに心から憧れているのがよくわかる。
「狂いそうだ」とまでコゼットに恋い焦がれ、感情を昂らせていたのにもかかわらず、アンジョルラスにたしなめられるとすぐに「あぁ、そうだった」と顔を引き締め直し、目をキラキラさせながら従います。
それだけに、1幕終わりのワンデイモアの表情を見ると、本当に泣けてきます。
あんなに子犬のように喜び回っていたのに、涙を堪えて列に入りアンジョルラスの横に並ぶマリウスを見て、本当の自分がわからなくなってしまうんじゃないかと心が痛くなるくらい、腹を括った男でした。
個人的に、マリウスの唯一かっこいいシーンは最後の結婚式でテナをぶん殴るところだと思っているのですが、ここは内藤マリが一番好きです。
そのあと「幸せは続くよ」とコゼットを連れていく内藤マリがあんまりにもいい顔をするものだから、「本当にこれが私の知っているあのマリウスなのか・・・?」となる。
内藤さんは、人を惹きつける表情を作るのが本っ当にお上手なんですよ。
お顔の系統でそう見えるのかもしれませんが、すごく上手。
相葉さんも、内藤さんと一緒だと「ブチ上がる」とおっしゃっていたように、戦友感がすごくよく伝わってきます。
多くを語らずとも、阿吽の呼吸で進む感じがまさにそうです。
▼海宝直人さん
ちょっと誰〜??かっこいいマリウスとか言ったの??(私です)
めちゃくちゃ浮かれポンチじゃん。
・・・今更ながら、海宝さんってすごい俳優さんですね。
2017年を観ていてよかったと思いました。
頼もしくて、下手するとアンジョルラスよりリーダーっぽかった海宝マリウスが、あんなに恋に溺れるヘニャヘニャ男になっているとは。
アンジョに制されても、全然上の空だし全然聞いてない。
海宝さんの中で、この二年でマリウスの解釈が変わったんでしょうか。
エポニーヌの最期は、内藤マリ同様自分を責めているし、動揺しているのもよくわかるんですが、途中からは彼女の気持ちを尊重し、幸せな気持ちのまま見送ることに専念するのが、あまりにもリアコ製造機でこりゃあ好きになるな、と納得してしまう。
浮かれポンチとは言っても、やっぱり海宝直人ですよね。
とても主人公感の強いマリウスでした。
▼三浦宏規さん
2019年の内藤マリ・海宝マリでは感じられなかった、「お前さぁ・・・」という気持ちを感じることのできる、最高にマリウスマリウスしたマリウス。
私があまりにも、内藤マリウスが一個人として、人間として好きすぎるので、三浦さんのマリウスを見て、ハッとしました。
レミが好きならこのマリウスが正解なのではないか、と。
なぜなら、マリウスが好きだと感じたら、それはもうマリウスではないのかもしれないから(哲学)。
私は、内藤さんが演じる“あの男の子”のことが、すごく魅力的だと感じているだけなのかもしれないな、と気付かされました。
三浦マリはなんてったって、砦のシーン、エポが死んでからがめちゃくちゃいいんですよ。
不貞腐れ具合が最高にマリウス。
「ほんっとコイツ・・・」って思うのが、すごく気持ちがいいんですよ。
気持ちがいい。
弾を取りに行くくだりなんて、特に相葉アンジョとのタッグだと、余計に世間知らずな夢見る学生たちの集まりって感じで、あ〜これこれ、となる。
アンジョルラス
▼小野田龍之介さん
「小野田アンジョは青い」という声を聞いていたので、前半はどこが青いんやひたすらにカリスマやないかいと思っていたら、最後、一気に覆されました。
青かった。
めちゃくちゃ青かった。
ただそれは、俳優・小野田龍之介の中で、計算し尽くされた青さで、鳥肌が立ちました。
一幕の絶対的カリスマ安定感と、最期の豹変っぷりの落差に、ボロボロ泣きました。
打たれたガブを抱きとめた後、その震える手を見つめる姿があんまりにも若く、どこにでもいるただの青年で、たまらない気持ちになります。
それでも唇を噛みしめ立ち上がり、旗を振り続けるのがいじらしい。
ラマルクの死では、喜んでいるようにさえ見えた。
その姿を見て私は、小野田アンジョも“カリスマ”系のアンジョだと思ったんです。
一歩引いたところから見ると、少し狂気を感じるような集団を作り上げる。
かと思えば、エポニーヌの死では絶望したような顔を見せ、ガブの死でも、ただの一人の青年に戻ってしまう。
親しい人の死にはとても弱く、心温かいアンジョなんだと感じました。
「マリウス、わかるけれど」も「マリウス、少し休め」の声も、とても優しい。
基本的に穏やかで、多少の洒落も受け入れる余裕と度量もある。
すごく作り込まれた、理想のアンジョルラスでした。
2017年の相葉アンジョは初めから革命失敗フラグがビンビンだったのに対し、小野田アンジョはあの頼もしさに成功する希望を垣間見せるからこそ、余計に最期が悲しいんでしょうね。
▼上山竜司さん
冗談通じなさそうな、相葉さんとはまた違ったクソ真面目さ。
学級委員と言われれば、確かにそう見えるかもしれないですね。
だからか、相葉アンジョや小野田アンジョの前では子犬のように走り回っていた内藤マリウスが、少し遠慮しているようにも見えます。
私は個人的に、現実世界で関わるとするならば、上山アンジョが上司にほしいですね。
周囲への声かけがすごく上手です。
全員に対して言うというより、「自分に言ってくれたんだ」という気にさせる、個を見てくれるアンジョルラスだと思います。
「マリウス、少し休め」のときも、声をかけられた方のマリウスは比較的余裕が残っているように見えます。
指示も的確だし、部下はすごく動きやすいけれど、トラブルが起きる前に解決しちゃうから下が育たなさそうな上司。
小野田アンジョは客観的に見られるアンジョでしたが、上山アンジョは、だんだんまるで自分もついて行っているような気になってしまうのと、「自由を」の後の「行くぞ!」があんまりにも優しく頼もしすぎて、思わず「アニキ!!一生付いていきます!!!!」と歯をくいしばってしまいます。
これってやっぱり、小野田さんとはまた違うリーダーなんでしょうね。
あくまで「リーダー」であって、「カリスマ」かどうかまた別の話なのかもしれません。
▼相葉裕樹さん
「花を撃つようだ」と敵兵でさえ命を奪うことを躊躇わせる、美しいアンジョーラ。
グランテールが焦がれたのは、まさに相葉アンジョでしょう。
相葉アンジョが原作っぽいと言われるのは、きっとあの麗しい見た目だけではなく、“自分は礎となり、自由は未来に託す”感が強いからだと思うのです。
「死のう僕らは!敵など恐れはしない!」からの相葉アンジョは、ビカビカ光を放っていて、ものすごいです。
眩しいです。
終始、革命が成功しないということも薄々わかっているように見えるし、ただあの空間に、“名誉の死”みたいなものに、陶酔しているようにさえ見える。
でも、彼の下なら、死に陶酔して最期を迎えることができる気がします。
ただですね、ほんとに、見た目のことは、あまり、言いたく、言いたく・・・な・・・察してください。めちゃくちゃ言いたい
ただ、わかってほしいのは、顔がかっこいい人はたくさんいるじゃないですか。
それこそ芸能人じゃなくても、今時の若い男の子ってみんな小綺麗でかっこいいですしね。
なので、別に目に入ってくる情報だけで「ステキ!」と言いたいわけではなくてですね(言えば言うほど嘘っぽくなりますけども)、舞台上で自分が一番映える立ち振る舞いができるということは、役者として悪いことではないと個人的には思うんですが・・・むしろすごく大切なことなのでは。
どうなんでしょう、難しいですね。
つまり、顔が綺麗でスタイルがいいことと、「美しい」ことは、また別の話なんだと、そう思うのです。
相葉さんは、自分の綺麗な魅せ方をよくご存知でいらっしゃる。
それはものすごい武器だということは、ちゃんと声を大にして伝えたいんですよねぇ。
贔屓目かもしれませんが、背中だけであんなに美しい人、なかなかいないです。
話を戻しますが、相葉アンジョは、迷えるアンジョルラスです。
が、その姿は、仲間たちには見せません。
それは、自分が崩れるとみんなも崩れてしまうとわかっているからです。
もちろん、上山アンジョも小野田アンジョも見せないんですけど、それを“観客にも”見せません。
ただ、その根拠というか動機というか、他二人のアンジョとは少し違いますよね。
相葉アンジョは、自分が声をあげることの価値をわかっているというか何というか、全員を納得させるだけの理屈も口達者さも持ち合わせていないけれど、彼の口から出た言葉は正義になるような、そんな“絶対的存在”な気がします。
仲間たちには弱いところを見せませんが、照明が落ちたときや自分が話の中心ではないときなんかは、結構迷っています。
グランの言葉にも、「違う」と言いつつ、本心ではその気持ちもわかっている。
だから、あの長い指でグランの頬を寄せ、訴えるのです。
それは違うと説得できるだけの講釈はないから・・・ただ、彼があの顔で、あの声で、そうだと言ってしまえば、“そう”なんです。
そんな彼が「これではいけない」とその迷いを振り払いながら立ち上がる姿を見せるからこそ、観客はそのいじらしさに心打たれる。
上に立つ人って、絶対何か言われるし、嫌われるじゃないですか。
それは、弱さを見せないことが大きく関係していると思うんですよね。
人間って「わからない」ものを恐ろしく感じる生き物です。
相葉さんは自らの演技で「愛されるリーダー」を作り上げたんだなぁと、感動しました。
やっぱり私は、相葉さんの演技が好きです。
エポニーヌの死では、折れそうなる心を奮い立たせているように見えますが、まだそこまで「死」というものを理解してないようにも見えます。
ガブローシュの死でやっと、その手に抱きとめた命の重みを感じ、理解し、死の淵でアドレナリンをバチバチにキメて、「自由を」と叫ぶ相葉アンジョは、あれは確かに冒頭に述べた「カリスマ」でしょう。
あんなん、着いていっちゃいますよ誰でも。
2017年はあんなに大天使様だったのに、血の通った人間、革命家になってるんですもん。
「石像になれ」と言われ続けただけある。
ただ、天使の石像には、感情移入はできない。
何かと倒れ方に定評のある相葉さん。
振り返るように身体を捻って砦から落ちる瞬間、とんでもなく美しいから全人類見てほしい。
1:14〜です。
見てって言って見られちゃうんだから、インターネッツってすごい。
相葉さんは元々ダンスをされていたので、“タメ”がとてもお上手です。
そのコンマ何秒かのタメが、美しいんです。
単純にリズムにはめるのではなく、ギリギリまでタメることで、あの花が散るような美しさを生みます。
ただ、冗談が通じなさそうな、一人で突っ走りがちの堅物クソ真面目に見えるのは、相葉さんもしや三枚目癖が付いているのでは・・・と思いました。
みんな大好き、相葉アンジョの「マリウス、わかるけれど(わかってない)」。
でも、「マリウス、少し休め」はすごくいいんですよ。
言った後の相葉アンジョは、「このくらい言わないとお前は休まないだろ」みたいな顔をしていて、愛ある叱責だなぁと、アンジョルラスらしいなぁと思うのです。
twitter.com【相葉裕樹】「レ・ミゼラブル」博多座公演、相葉アンジョ㊗️千穐楽をむかえました♬︎たくさんの応援ありがとうございました!最後の地は札幌!待っていてくださいね(*ᴗˬᴗ)
— グランアーツ (@Gran_Arts) 2019年8月25日
そして博多座は1/1元旦から始まる「ダンスオブヴァンパイア」でまたお会いしましよう。
今回撮った写真📸と2017年の写真📸 pic.twitter.com/DhhbnWeJa4
twitter.comレミゼラブル2019札幌に入りました。
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年9月8日
最後まで試行錯誤を繰り返しアンジョルラスとして戦い抜きます。 pic.twitter.com/sE3c5T0cZ2
さて、いよいよ大千秋楽。
相葉さんだけでなく、「レミゼ 2019」が幕を下ろします。
4月からなので約半年、ですか。
相葉さんの好きなところを再認識する半年間になりました。
トークイベントやファンイベント、ニコ生等で垣間見える相葉さんのあの真面目さ、繊細さに、ときどき私は泣けてくるときがあります。
イベントの話はどこまで言おうかいつも迷うのですが、以前、相葉さんが帝国劇場のことを「客席が真っ黒な海のようで吸い込まれそうになる」というように表現しているのを聞いて、胸がきゅっとしたんです。
twitter.comいよいよ明日は場当たりから5日空いての相葉アンジョのゲネプロ。どんな景色になるんだろう。楽しみです。
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年4月14日
「30歳までに帝劇に立ちたかった」とおっしゃっていた相葉さん。
その夢が叶った29歳の相葉さんにとって、帝劇はきっとただ手放しに喜んでいられる場所ではなかったんだということがその一言に詰まっていて、なんて美しい言葉を選ぶ人なんだと、愛おしく思います。
現在、それぞれキャスト別に、感想をまとめている最中です。
また文章の整理を終え次第更新いたしますので、お付き合いいただけると幸いです。
相葉アンジョについてもまだまだ語り足りませんので、ぽつりぽつりと話し始めるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かございましたら、お気軽に繭 (@maau_AienKien) | Twitterまでお願いいたします。
「FNSうたの夏まつり」を見てアンジョルラスに目を奪われたあなたへ
twitter.com❣️引き続き #FNSうたの夏まつり に
— 7/24放送FNSうたの夏まつり【公式】 (@fns_kayousai) 2019年7月24日
『レ・ミゼラブル』カンパニーのみなさんが登場!
お見逃しなく✨#相葉裕樹#伊礼彼方#生田絵梨花#斎藤司#佐藤隆紀#三浦宏規#森公美子#屋比久知#FNSうたの夏まつり #レ・ミゼラブル pic.twitter.com/FoejKUPW3L
センターで力強く歌い上げる相葉さんを見て「あの俳優さんは一体誰なんだ?脚は5メートルか?」と思ったあなたに贈ります。
今からでも見られる相葉裕樹まとめ
登場シーンにグッときたあなた
華麗な登場で定評のある相葉さん。
「相葉裕樹がログインしました」という場面をよくお見かけするような気がします。
映像化していないものや販売終了しているものもありますので、一応、現在手に入るものをご紹介いたします。
テニプリフェスタ2013
しつこく紹介しておりますが、私はテニプリフェスタ2013の相葉さんが大大大好きです。
ふわふわの茶髪をなびかせ、白ジャージをまとい牧歌的なイントロを背に登場する姿・・・突然アルプスに誘われてしまったのではと勘違いするくらいの清涼感です。
登場で会場の空気をかっさらっていく相葉さん好きとしては、たまらないステージ。
ここでも紹介しています。
劇団鹿殺しストロングスタイル歌劇「俺の骨をあげる」
「――そのときは、フルセットの末、恵比寿が勝った」
あの滑舌のよい、よく通る声が響いた後、相葉さん演じる秀二が、卓球ラケットとノートを持って、青いジャケットを身にまとい颯爽と登場する姿、グラグラきます。グラグラ。
俺骨のときって、「あ~そうそう、相葉さんといえばこれ」な相葉さんを体現しているような気がします。
あぁいうの、相葉さんの十八番です。
ご自身もすっごく楽しそうでした。
よく通る歌声にグッときたあなた
今後の歌のお仕事をご紹介いたします。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」
■福岡公演
2019年7月29日~8月26日 博多座
■北海道公演
2019年9月10日~17日 札幌芸術劇場 hitaru
今回ものすごい倍率だったので、正直、現時点でチケット入手はなかなか難しいかもしれませんが、当日券やリピーターチケットがございます。
ミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」
■東京公演
2019年11月5日~27日 帝国劇場
■名古屋公演
2019年12月15日~21日 御園座
■福岡公演
2020年1月1日~7日 博多座
■大阪公演
2020年1月13日~20日 梅田芸術劇場メインホール
ミュージカル「スクール・オブ・ロック」
■東京公演
2020年8月 東京建物 Brillia HALL[豊島区立芸術文化劇場]
■大阪公演
2020年9月下旬~10月上旬 新歌舞伎座
一足先に歌声を堪能したいあなた
福田雄一×井上芳雄「グリーン&ブラックス」
twitter.com「グリーン&ブラックス」歌コーナー『 #レ・ミゼラブル 』より #海宝直人 さん #相葉裕樹 さんをはじめ、出演者の皆さまのパフォーマンスは圧巻です★
— WOWOW「グリブラ」7/31水曜放送‼️コントもあるよ😆そして生配信アーカイブ公開中😆 (@wowowgbofficial) 2017年9月29日
待ちきれない!
第6話 9/30(土)深夜0:00放送https://t.co/1CzHVvAv3k#wowow #グリブラ pic.twitter.com/rm6FoVSzdI
第6話では、衣装ありでABCカフェと 民衆の歌が観られます。
民衆の歌はなんと、「さぁみんな!」ver.です。
そんな第6話が直近で見られるのは、7/31(水)午前10:30。
定期的に再放送をしているので、ぜひ。
ちなみに私は、このためだけにwowowに加入しました。
第19話の夢のサイラもおすすめです。
戦国鍋TVライブツアー〜武士ロックフェスティバル2013〜
俺たちの兵衛’zを見てくれ。
本当に、ただただ、歌が最高すぎる。
本編ver.ももちろんいいんですけども、私はこの武士ロック2013のベーアンベシャスが大好きです。
かぶせなしの完全生歌。
真面目にバカやる相葉さん、本当に素敵です。
ミュージカル『テニスの王子様』
ベストアクターズシリーズ 003
相葉弘樹 as 不二周助
FNSを見て本記事にアクセスいただいた方からしますと、少し求めているものとは違うかもしれませんが、相葉さんといえば、やっぱりテニスは外せないでしょう。
ここで、敢えて音源を持ってきました。
わたくし、この音盤は傑作だと思っております。
もちろん、今とは発声も声質も全然違うのですが、素直でまっすぐで、相葉さんらしい歌声です。
何というか・・・思い出補正も若干あるんでしょうけれども、『Shootin' your smile』は、私が相葉さんを好きになったばかりのことを思い出して、胸がきゅーーーっとなります。
『夢の軌道』は、まだストリートライブをしていたころの相葉さんを、勝手に思い描いてしまって、これまた胸がきゅーーーっとなります。
私は、相葉さんを知ったのがやっぱりテニスなので、「相葉くん=不二」だったんですよね。
なので、不二周助ver.の『夢をつなげ』も、ド…ながら思い入れがありまして、何度も聴きましたねぇ。
twitter.com不二会楽しかったです^_^ https://t.co/8ZUvCGjZW7
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年7月28日
不二先輩、おめでとうございます。
「なんか見たことあるな・・・?」と思ったあなた
スーパー戦隊シリーズ「侍戦隊シンケンジャー」である可能性が高いです。
侍戦隊シンケンジャー
祝10周年、松坂桃李主演「侍戦隊シンケンジャー」全話をYouTubeで無料配信 - 映画ナタリー
10周年記念で、毎週金曜日に2話ずつ無料配信中です。
シンケンレッド(松坂桃李さん)に忠誠を誓う堅物クソ真面目な三枚目が相葉さんです。
ここでも紹介しています。
相葉さん演じる池波流ノ介という男はですねぇ、ほんっとうにオイシイポジションでございます。
歴代、戦隊モノのブルーというのは総じて、クールキャラである率が高いので、回が進むにつれ空気になっていく、なんてことが少なくなかったんですけれども、流ノ介は健闘しましたね。途中、若干危なかったですけど。
大人が今見ても面白い作品になっていますので、ぜひ。
さいごに
最後に一つ、少し知ったかぶりしますと、
相葉さんは「努力の人」です。
何でもソツなくこなす器用な人に見られがちですが、恐らく、どちらかというとぶきっちょさんです。
いえ、咄嗟に話を振られたりなんかしても上手に対応されるので、ご自身のことについては、器用なのかもしれません。
なので、他人からすると器用に見えるんでしょうけども、「歌」に関してはまったく違います。
緊張していることもあまりお顔に出ませんしそれ以外の感情はめちゃくちゃ顔に出るのに、基本的に飄々としているので、見ている側は気が付きませんが、めちゃくちゃ「準備」をされる方です。
ただ、いかんせんご自身が努力をしているという意識がないので、自信もない。
自信がないので、その努力を人に話すこともない。
他人からするとすごく努力しているのに、歌に対する苦手意識があまりにも根付きすぎているせいか、自分では「もっと頑張れたんじゃないか」という気持ちが常にあるようで、良くも悪くも"サラッとできちゃう人"になりがちです。
なので、褒めてもらえるとすごくわかりやすく喜ばれます。かわいい。
コソ練するタイプです。
なんだかいじらしいですよね。
真面目です。
すごく真面目。
私から見た相葉さんは、そういう方です。
いちオタクでしかない人間がここまでつらつらと語ってしまいましたが、やっぱり現場に来ていただけることが一番なので、少しでも気になった方は、ぜひ、生歌を聴きに足をお運びくださいませ、なんて偉そうに申し上げてみます。
twitter.com#FNSうたの夏まつり
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年7月24日
相葉アンジョ、生出演終わりましたー!
き、きんちょーしたーーー!!
しろたんと^_^ pic.twitter.com/SEOZm1AAj3
twitter.comFNSうたの夏まつり無事終了致しました。レミゼカンパニーとして出演する事ができとても幸せな時間でした。
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年7月24日
それにしても生って凄い。緊張感MAX。とても貴重な経験をさせて頂きました。#FNSうたの夏まつり pic.twitter.com/2aJa7koC6m
ちょっと泣いたのは秘密です。
他者紹介ソングが好きすぎる件について
信じられないことに、2019年も半分が過ぎましたね。
真夏のような日が続いたかと思えば突然涼しくなったりと、気温差に振り回されている気がしますが、みなさまお元気でしょうか。
レミの感想もそろそろ書かねばと思っているのですが、頭からっぽでまとめ記事が書きたくなり、本テーマで更新した次第であります。
仕事で若干、燃え尽き症候群になっているところもあります。
前置きが長くなりましたが、本記事ではミュージカル『テニスの王子様』の楽曲を引用しながら、「他者紹介ソング」について語りたいと思います。
と言っても、本当に頭からっぽなので、ただまとめただけのうっす〜〜〜い記事なので、目新しい内容は特にありません。
ちなみに、「自己紹介ソング」では、ちょっと違うんです。
誰かからの紹介を、リレーのようにバトンを回していく歌に、ぐうわああああ〜〜〜と心臓を鷲掴みにされます。
誰から紹介されるとか、その紹介文を誰が考えているかとか、作詞当時に本人たちが置かれていた状況とか、あだ名とか、リレーの順番とか・・・なんというか、メタい(?)んです。
使い方、微妙に違う気もするんですが、一番しっくりくる表現がこれでした・・・
我々が生きる現実世界で「◯◯くん、すごくいい子なんですよ〜」とか「◯◯さん、仕事できる方なんです」とか、そういう言い方で誰かに紹介することはあっても、他者紹介ソングのように、誰かを「そういうキャラ」に設定してしまうのって、ないじゃないですか。
というか、一人の人間に対してそんな権利がないから、なんですけれども。
まぁ、他者紹介ソングも本人の持ち味や強みを元に作り上げているんですが、それを公式化するのって、すごくメタい気がします。
「我らが歌姫!チャームポイントのえくぼが光る、◯◯を愛してください!(例)」みたいに、自分たちでメンバーをキャラ付けするのって、虚像を作り出しているみたいで・・・メタい。
一人の人間を推すのって、愛するのって、こういうことなんだなぁと、アツくなると同時に切なくもなります。
テニスにも、メンバー紹介ソングがたくさんありますね。
私が語るまでもない名曲たち、また、筆者は恥ずかしながらドドド…なので、間違っている部分があれば、教えていただけると助かります。
自分用に、紹介順もまとめました(敬称略)。暇か。
ただ、「誰が紹介するか」もすごく大事なんですよ。
関係性オタクとしては、譲れないところです。
ドヤ顔で仲間を紹介しているところって、すごくグ・・・ッとくる
これが青学レギュラー陣なのだ! / ミュージカル『テニスの王子様』
《本公演・DreamLive 1st》
- 桃城→海堂
- 手塚→乾
- 河村→桃城
- 大石→菊丸
- 海堂→河村
- 乾→不二
- 菊丸→大石
- 不二→手塚
《DreamLive 2nd》
- 不二→海堂
- 菊丸→乾
- 大石→桃城
- 手塚→菊丸
- 桃城→河村
- 海堂→不二
- 河村→大石
- 乾→手塚
相葉さんも歌われた曲なので、勝手ながらものすごく思い入れのある曲です。
パート割は、初代の方がしっくりきますよね。
キャラの関係性ありき、というか。
黄金ペアがお互い紹介し合っているの、かわいいです。
桃城くんが海堂くんのことを「マムシ」と紹介するのも説得力がありますし、不二くんが手塚くんを誇らしげに紹介するのも、納得です。
初代は、本公演とドリライで歌詞が違うのも面白い。
ドリライver.は、まんま不二くんから見た手塚くんなんだろうなぁと思います。
すごく愛情に溢れた、綺麗な歌詞ですよね。
これが青学レギュラー陣なのだ!(2ndシーズンver.) / ミュージカル『テニスの王子様』青学vs不動峰
不二→乾→海堂→菊丸→桃城→河村→大石→手塚
歌のバトンを繋ぎ、流れるように紹介するようになったリレー型ソング。
不二くんを例える紹介文が、すごく綺麗でびっくりします。
非情のテニス / ミュージカル『テニスの王子様』Absolute King 立海 feat.六角 〜 First Service
- 柳生→真田
- 丸井→柳
- 柳→柳生
- 仁王→ジャッカル
- 真田→仁王
- ジャッカル→丸井
- 切原
かの有名な、切原くん自己紹介ソング。
紹介の順番は、不動峰戦の関係もあるんでしょうが、今更ながら、ミュと原作って対戦カードが微妙に違ったんですね。
勝つことが使命 / ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs立海
(紹介順は『非情のテニス』と同じ)
勝ったモン勝ちや / ミュージカル『テニスの王子様』The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝
- 白石→千歳
- 財前→金色
- 遠山→一氏
- 金色→忍足(謙)
- 一氏→石田(銀)
- 忍足(謙)→財前
- 石田(銀)→遠山
- 千歳→白石
大阪マンボ / ミュージカル『テニスの王子様』青学vs四天宝寺
(紹介順は『勝ったモン勝ちや』と同じ)
大阪チャチャチャ / ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs四天宝寺
- 白石→千歳
- 財前→金色
- 遠山→一氏
- 金色→忍足(謙)
- 小石川→石田(銀)
- 一味→小石川
- 忍足(謙)→財前
- 石田(銀)→遠山
- 千歳→白石
・・・はい、本当にただまとめただけで恐縮なんですけれども、私は非常に満足です。
他者紹介って、たまに研修やセミナーなんかでも、アイスブレイクの一環として行ったりしますよね。
他者からその人がどう見えているかがわかるので、本人も周りも幸せになれる気がします。
少し話が逸れますが・・・相葉さんは、あだ名を付けるのがすごく上手です。
そういう現場をよく目にしますし、耳にします。
「◯◯(個人名)ね、あーハイ、△△(あだ名)ね△△」のように、音で連想してあだ名をつけがちです。
これってですねぇ、やってもらった側は、めちゃくちゃ嬉しいじゃないですか。
個を認識された感じがするんですよね。
そこが、相葉さんの天然人たらしの才というか、遊び心というか、私が思う好きなところの一つでもあります。
ここで何を言いたいかと申しますと、相葉さんは、誰かを「見つける」ことがお上手です。
「褒める」とは少し違っていて・・・もちろん褒め上手でもあるんですが、「ここにいたんだね」と言っているような気さえしてくる、勘違い野郎製造マッスィーンなのかもしれません。
他者を認めることは、意外と難しいものです。
でも最後には、「俺も褒めて褒めて〜」と甘えることができるのが、相葉さんの魅力ですよね。
そんな相葉さんのクソ真面目さを知りたいという方は、ぜひニコ生をご覧くださいませ。
本当は夜ふかしの話もイベントのレポもしたいんですけれども・・・見てくれ、行ってくれ、としか言えない私はやっぱり無力なオタク。
twitter.com今日も1日お疲れ様でした。
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年5月23日
本日は″何もしない”をしていました。思わず自責の念に駆られますがそんな日もあってもいいのです。たぶん。きっと。おやすみなさい。
ほんっとーに、つくづく真面目な人。
彼の綴る言葉は可愛くて綺麗で、やっぱり可愛い。
真面目と遊びが共存する、本当に不思議な人だなぁと思います。
・・・他者紹介、できてましたでしょうか。これがオチです
それでは、以下、私が思いつく限りで、アイドルさんたちの他者紹介ソングをまとめています。
中には熱く語りたい曲もありますが、キリがないのでここでは我慢します。
趣味丸出しでごめんなさい。
同じ曲でも、いくつがバージョンがあるの面白いですね。
メンバー同士の関係性や、本人の性格なんかが、少しずつ変化していることがよくわかります。
∞ o'clock / 関ジャニ∞
∞ o'clock 08 / 関ジャニ∞
Five True Love / SMAP
Crazy Five / SMAP
La tormenta 2004 / 嵐
チームB推し / AKB48(Team B)
それではまた一週間、お仕事の方も推し事の方も、気合い入れて「生き」ましょう〜〜〜!!!
twitter.com‼️日本初演キャスト発表‼️
— ミュージカル『スクール・オブ・ロック』日本版公式 (@SoRmusicalJP) 2019年6月26日
🎸#西川貴教 ・ #柿澤勇人 が破天荒なロッカー教師に🤘個性溢れる素晴らしいキャストの皆様が集結っ⚡️
2020年夏、ご期待ください🤘#濱田めぐみ #梶裕貴 #相葉裕樹 #はいだしょうこ #秋元才加 #鴻上尚史 #ミュージカルスクールオブロック pic.twitter.com/ydLvE8maWU
twitter.com声の出演のお知らせ。#ヴィル・シェーンハイト #ディズニー #ツイステッドワンダーランドhttps://t.co/ci65uQRqmt https://t.co/QSv5mng6MH
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年6月27日
2020年も楽しみがいっぱいです。
推し様のおかげで西川さんを拝見できる日がくるなんて。
推しさんが演じた「永遠のセンパイ」まとめてみました
twitter.com無事に相葉アンジョ、本初日を迎える事ができました。ご観劇頂きありがとうございます。ここから一つ一つ丁寧に革命の熱をお届けしたいと思います。応援よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/maC2j7h93I
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2019年4月20日
遅ればせながらどころじゃない、無事開幕しましましたね。
私が病んでいるうちに、推し様はしっかり革命していました。
暖かい日が続いたかと思えば突然寒くなったりと、寒暖差に振り回されている気がしますが、みなさまお元気でしょうか。
そんな気温の変化もあってか、5月って少し鬱気味になりますよね。
私事ではありますが、4月から環境ががらりと変わりまして、特に連休が明けてからは怒涛の毎日を過ごしております。
レミが始まったおかげもあってか、相葉さんのお名前で当ブログにお越しいただいている方が結構いらっしゃるみたいで、これはダイマをしろということだと、本タイトルで記事を書き始めた次第です。
本当はレミゼの記事を書かなければいけないんですが。
それでは!
本エントリーで3回目となりました、「まとめてみました」シリーズ〜〜〜!!!🎉👏👏
コテコテのテニプリ世代の私と同じ時代を生きた方なら、体育の時間にブーメランスネイクを真似した気持ちも、毎週木曜日に朝学校で前日のアニプリについて「不二先輩かっこよかった〜!」とクラスではしゃいだ気持ちも、わかっていただけることだろうと思います。
テニスの王子様という漫画は、それまでの"高貴なお金持ちたちのスポーツ"というテニスのイメージを大きく変え、世の少年たちに「テニスって"かっこいい"スポーツなんだ!」と思わせた、テニスブームの火付け役と言っても過言ではありません。
そんな私も、いつの間にか不二先輩より歳上になり、榊太郎(43)を超えてしまう日もそう遠くはないのだと思うと若干鬱になりますが、それでもどういうわけか、彼のことは「先輩」と呼んでしまう。
そんな、"永遠のセンパイ"でお馴染みの、テニスの王子様より、天才・不二周助。
テニプリ好きな女子=不二が好き!
だと、どうやら世間では思われているようで・・・ただ、それだけ不二周助というキャラクターは「モテる」「イケメン」などなど、原作を未読の方でも人気があるということだけはわかるという、ポジティブなイメージを持たれているんだろうと、想像できます。
新テニスの王子様 10/許斐 剛 | 集英社コミック公式 S-MANGA
テニプリが起こしたテニスブーム真っ只中に不二先輩を演じたのが、相葉さんだったのではないでしょうか。
実写映画もありましたしね。
2005年の山吹公演から出演され、2007年の立海公演で卒業されました。
卒業後の2008年、諸事情でまた不二くんを演じることになるのですが・・・
出演公演回数で言うと、1stの青学レギュラー陣の中では一番多いんですよねぇ。
ただ、実を言うと、好きになるまではお顔はそんなに不二先輩に似ていると思わなかったのですが、ちゃんと見るとめちゃくちゃビジュアルも似ていることに驚きました。
微笑みのときより、開眼したときです。
庭球浪漫のカレンダーなんて、完全に相葉さん。
twitter.com【エンスカイ】2017年11月発売予定の「壁掛けカレンダー2018年版」画像到着!山吹・六角が参戦を果たした“庭球浪漫”シリーズの新たな展開をご堪能ください。https://t.co/nFWDC0liPb pic.twitter.com/HJ96ZYvuJb
— アニメ「新テニスの王子様」公式 (@shintenianime) 2017年10月2日
そんな、相葉さんにとって今でも大切な役であろう不二先輩を、演技のアプローチの変化とともに振り返りたいと思います。
今更私なんぞが語るような作品でもありませんし、知識不足で盛大に勘違いをしている解釈もあるかもしれません。
それでも構わないという方はお付き合いいただけると嬉しいです。
in winter 2004 - 2005 side 山吹 feat. 聖ルドルフ学院 〜はにかみシャイボーイ期〜
全然目線を上げないのが、可愛くて仕方ありません。
レギュラージャージぶかぶかなの、可愛いがすぎて苦しくなります。
前公演のKIMERU様は「不二周助(戦闘力53万)」みたいな不二くんだったので、余計に可愛らしく純朴に見えます。
推しさんを抜きにすると、ストーリー展開や演出・楽曲は山吹公演が一番好きなので、個人的には一押しです。
遠藤さんは、歴代リョーマくんの中でも一位、二位を争うくらい好きです。
リョーマくんって、基本的には"かわいい"イメージがあると思うんですけども、私がまだリョーマくんより歳下だったとき、やっぱり越前リョーマは"かっこいい"存在でした。
遠藤さんのリョーマくんを見ていると、不思議と当時の気持ちが蘇ってきます。
何でしょう、あの正義のヒーロー感・・・
勇気 VS 意地からの展開、めちゃくちゃアツくて滾ります。
遠藤さんとプライベートでも仲の良い、堀尾役の石橋さん。
「マッチポイントだ!行け越前、あと1ポイントで優勝だ!」とリョーマくんに声をかけ、無言で頷くシーン。
二人の関係性を知っていると余計に涙がダバーーーなりますね。
推しさんのここが見どころ
山吹戦はダブルスで出場し、あっさり負けてしまうので、見せ場はリョーマくんとの試合です。
「ぜひ、戦ってみたくなったよ」からの相葉さん、すーごい不二先輩です。
「僕に勝つのはまだ早いよ」の台詞も、めちゃくちゃ童心がくすぐられる言い方だと思います。
甲斐田さんの素敵ボイスが頭をチラつきます。
The Imperial Match 氷帝学園 〜少年らしいやんちゃな思春期〜
一番くり返し見た作品。
楽曲も、演出も、大大大好きです。
結局全公演こう言ってる気がしてきた。
初めて見たときの、あの衝撃は忘れられません。
本っっっ当にびっくりしました。
理想の氷帝が具現化したような、あのビジュアル。
歌にしても、加藤和樹様という圧倒的支柱があるからか、それに引っ張られる形で全員歌える学校でしたね。
なんと言っても相葉さん、城田さんと並んだときの身長差・体格差がめちゃくちゃ可愛い。
山吹公演では、城田さんもまだあどけなさが残る佇まいですが(それでも同年代の子と比べると一回りも二回りもがっちりしてる)、氷帝公演ではもうすっかり大人の男性でして・・・青学ナンバー1、2のシンメ感がすごく良いです。
まだ少し俯きがちで、カワイイ。
自信持って!目線上げて!って声をかけたくなってしまいます。
推しさんのここが見どころ
やっぱり、トリプルカウンター・白鯨の初お披露目、S2でしょう。
S3で両者棄権した後の「タカさん・・・」でいつも笑ってしまう。
まるで形見のようにラケットを拾い上げるあのシーンだけ見た方は、「タカさん・・・🙏」と変換されることでしょう。
そして本邦初公開、強烈なバックスピンと風によって自分のコートまで戻ってくるというミラクルショット、白鯨。
「さぁ もう一球いこうか・・・風の止まないうちに」の名台詞は、その必殺技をさらに際立ててくれました。
演出もずるいくらいかっこいいです。
個人的には、この試合はジローちゃんのソロあっていいやん・・・と思っていたので、サー氷嬉しかったです。
The Imperial Match 氷帝学園 in winter 2005 - 2006 〜頼れるお兄さん期〜
Do your Best!の入りの演出が、再演では少し変わりました。
相葉さんのソロパートも、顎が上がり前を見据えていて、全体的に初演よりみんな台詞に感情がこもっています。
「再演」だということを、きちんと意識した公演です。
推しさんのここが見どころ
手塚の横にちょこんと座っていただけのオトコノコが、頼れる青学No.2になりました。
それどころか「さぁ もう一球いこうか・・・風の止まないうちに(暗黒微笑)」なんてサイト全盛期のオタクが発狂しそうな言い回し。
ちょっと、今の相葉さんの片鱗がありますよね。
テニミュが誇る名曲『あいつこそがテニスの王子様』では、初演との成長っぷりに驚かされます。
相葉さんに限らず、見比べると本当に面白いので、おすすめです。
「あらゆる人を・・・」からの相葉さんソロタイムは、手塚とワンセットのように寄り添っていた初演とは違い、一人で凛と立つ美しさに思わず見とれてしまいます。
顎をしっかりあげて歌い上げる姿、本当に素敵です。
Advancement Match 六角 feat. 氷帝学園
六角公演も、ストーリーや楽曲等、総合的に見るとすごーく好きな公演です。
初代六角も初代氷帝も大好きなので、個人的にはすごいオイシイです。
もともと、ドリライ3rdで相葉さん以外の二代目青学が卒業し、六角公演では相葉さん一人が三代目を引っ張って行く立場になるはずでしたが、急遽ピンチヒッターで鯨井さんが出演されると決まってからの、相葉さんの安心しきったお顔が印象的でした。
やっぱり不安だったんだろうなぁ。
推しさんのここが見どころ
六角戦は、不二くんは菊丸英二くんとのダブルスで出場します。
D1は、いっちゃんこと樹希彦くんのシンカーでスマッシュが無効化されてしまうため、不二くんの必殺技・燕返しが生きる試合になるのですが、そのフォームがものっすごい美しいです。
やっぱり三代目を引っ張っていかなければという責任感からか、自信に満ち溢れています。
あのはにかみながら俯いていた少年が・・・ウウッ
Absolute King 立海 feat.六角〜First Service
私はどういうわけか、リアルタイムでテニスを読んでいたころの、氷帝学園の記憶があまりなくてですね・・・やっぱり立海の印象が強いんですよね。
恐らく幼心に、切原赤也くんがすっっっごく怖かったんだと思います。
今だと全くそんなことは思わないんですが。
アニメだと、人をボコボコにすることを楽しむ、極悪非道人のように描かれていたので、余計に。
推しさんのここが見どころ
不二先輩特有の"儚さ"みたいなものは、一切ありません。
ガシガシ踊るし、ガシガシ歌う。
体型も完全に大人になり、がっちりした肩と長い首の上に、びっくりするほど小さなお顔がちょこんと乗っています。
そしてサボテンの日替わり。
相葉さんの不二が「黒い」と言われる所以は、この日替わりのせいなのではないでしょうか。
私は、相葉さんってコメディセンスが抜群にあると思っているんですが、そのセンスを構成しているのが、相葉さん独特の「間」なんですよね。
普通、間って怖いものなので、なるべく間を作らないように喋り倒しちゃうものなんですけど、相葉さんは間を恐れない。
「なんでしょうね〜・・・」とか前置きして、その後に持ってくる言葉のチョイスも秀逸。
ともあれ、試合がないので、あまり見せ場がないのが寂しいです。
16歳から出演して、20歳のここにきてやっと、初めてソロ曲をもらったというのも、相葉さんの歌唱力の評価が"ソウイウこと"だったんだろうなぁとお察ししてしまいます。
Absolute King 立海 feat.六角〜second Service
すごい。
手塚と不二の電話シーン、テニスオタクとしてもすごく好きなシーンなのですが、南さんと相葉さんだと、全く萌えないの、すごい。
単体で見ると、南さんめちゃくちゃ理想の手塚なんですけど、相葉さんとのバランスが私の思う「手塚と不二」っぽくはないです。
このころ、相葉さんもすっかり男らしくなられて、手塚と不二が並んでいても、体格差はほとんど感じません。
推しさんのここが見どころ
「ここからが…俺たち」のダンスが好きすぎて、全景映像を何回見たことが。
不二&切原戦は、原作でも大好きな試合です。
相葉さんもこの試合できて、嬉しかっただろうなぁと思います。
そしてお相手が、大河さんでよかった。
初めて、試合の駆け引きやスリルよりも勝利に固執し、そして何より"チームのために"と言う気持ちを見事勝利へ繋げることができた、不二周助にとって大切な、テニス人生の転機となる試合です。
大河さん演じる切原赤也のボールを頭に喰らい、倒れる相葉さんはほんっとうに美しい。
相葉さんは、倒れる演技をやらせたらピカイチだと思います。
アンジョルラスの最期も、大大大好きです。
体を捻りながら落ちる、アレ。
そして何といっても卒業挨拶。
以下、文字起こしです。
はい、とうとう、僕ですか。
えーと僕は・・・16歳のときから、のときに、オーディションを受けて、約三年くらいですね、この舞台に、立たさしてもらったんですけど・・・
ほんとにたくさんの思い出ができて・・・で、二代目が、DreamLive3rdで卒業し、僕が、二代目の、想いを引き継ぎ三代目を引っ張っていくという、立場になって・・・
初めはすごく不安で、「相葉できんのか?」みたいな、「相葉に・・・任せて大丈夫かな」みたいな感じのこと言われてたんですけど・・・
今こうして、三代目が卒業する、ってことになって、ほんとに立派な、青学レギュラー陣に、なんか僕が言うのもアレですけどほんとに・・・ね。
僕なんかよりずっとずっと成長しちゃって・・・ね。
嬉しいし・・・悔しいです。
なんでしょうね・・・もうこの、青学レギュラージャージを着て、舞台に立てないってのはほんとに、すごく残念です。
でも、柳下大が、次は僕の、次は、ね・・・任せてるから・・・
僕らの想いを引き継いで、四代目に、伝えてくれると信じてます。
・・・えー、ほんっとに、ほんっっとに寂しいです。
んー・・・次の不二やる人は・・・大変かと思いますが、僕を超えれるように、頑張ってもらいたいですね!
えー・・・へへ、あー・・・やぁー・・・ね、なんだろう、何てまとめようかな。
ほんとにもう、二代目も大好きだし三代目も、大好きですファンのみなさまもスタッフのみなさまも大好きです!
ありがとうございました!
ミュージカル『テニスの王子様』Absolute King 立海 feat.六角 ~ Second Service - MARVELOUS!
THE・相葉ワールド。
二代目の卒業公演で「俺も頑張るから」と、明らかに大丈夫じゃなさそうな顔で言った人とはとても思えない、自信に満ち溢れた華々しい卒業挨拶です。
Imperial Presence 氷帝 feat.比嘉
相葉さんおかえりなさい公演。
手塚役の馬場さんが、これまたすらっとした方なので、ベンチでも隣になるときは若干低く見えるように座る相葉さんが印象的です。
全国氷帝は、いろんなバージョンがありますが、どの跡部様も好きです。
個人的には、1stでは5代目が一番好きな青学なので、5Bは見ていて楽しいですね。
井上さんの「井上正大のこの夏・・・完成だ!」はテニミュ史に残る名言だと思います。
推しさんのここが見どころ
ガシガシ踊るしガシガシ歌うのに、不思議と儚い不二先輩。
"男感"があまりなく、不二先輩らしい中性的な印象があります。
THE TOPのダンスが好きすぎて、全景ひたすらに見ましたね・・・
試合がないので、やっぱり相葉さんの声量の凄さが炸裂するヘビーレインを見てほしい。
ちなみに、ヘビーレイン(仮)を見たいという方はこちら。
twitter.com「俺の骨をあげる」DVD届いたよー!の声たくさんいただけて嬉しいでやんすぅ♫
— 子鹿商店📌VV下北沢&観劇三昧 出店中 (@shika564shop) 2019年1月23日
ぜひ感想聞かせてくださいでやんすぅ!
戦う女と5人の骨。
人生はデスマッチだ。
まだゲット出来ていない方は、
こちらをチェケでやんす!
▼▼▼▼▼▼▼https://t.co/tHMQDoV1eB#俺骨#俺骨ロス#俺の骨をあげる pic.twitter.com/9FnDZ3GMh3
もちろん私は、
戦闘力53万の不二先輩も好きですし、
いつも穏やに微笑む頼れる不二先輩も好きですし、
宝塚男役のように見目麗しい不二先輩も好きですし、
キャラクターのような二次元っぽさがある不二先輩も好きです。
twitter.com#不二会 pic.twitter.com/QO782SfEHW
— 相葉裕樹 (@aibatchi) 2017年11月6日
さて、みなさまのお好みの不二先輩はどちらでしょ〜うか、なんて。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かございましたら、お気軽に繭 (@maau_AienKien) | Twitterまでお願いいたします。
twitter.com✝️新キャスト紹介その②✝️帝国劇城11月公演ミュージカル 『ダンス オブ ヴァンパイア』 でWキャストでアルフレート役を演じる相葉裕樹さんのコメント映像を扮装スチール撮影の模様を交えてお贈りいたします‼️🦇🦇🦇https://t.co/ee22e4n2zihttps://t.co/z18gT6ygb3
— 東宝演劇部 (@toho_stage) 2019年4月26日
列に入った後は、これまた相葉さんお得意のやつ。
楽しみです、すごく。
彼女のいる推しにガチ恋をしていたときの話
あの感覚はまさに、「熱病」だと思う。
彼女がいる人を推していたときの、それも、ガチ恋をしていたときの話を、いつかブログに書きたいと思っていたんですが・・・そろそろきっちりと決別しようかなぁと思い、書き始めた次第です。
信じられないことに、もう3月が終わろうとしていますね。
弊社も4月の人事異動が発表されました。
完全に私事ではありますが、私自身、異動が決まりまして、大変心がざわざわとしております。
また病むんだろうな〜〜〜・・・
本記事は、一応ガチ恋を経験した身として、ガチ恋について語ってみたものです。
お付き合いいただける方は、そのままお進みくださいませ。
何の気なしに見たミュージックビデオで、彼のことがものすごく気になって・・・気になって気になって、その勢いのまま接触に飛んだこと、今でも覚えています。
よくわからないんですが、どういうわけか「会いに行かなきゃ!」と思ったんですよね。
前日、ネカフェで緊張のあまり一睡もできずに、寝不足で気分の悪いまま会場へ向かいました。
順番待ちの間、私の前に並んでいた女の子は泣いていて、「あぁ可愛いな、泣いて喜んでくれる人がいるって、嬉しいだろうな」と、不思議とあたたかい気持ちになったりして。
でも、その後自分の番になり「こんにちはぁ〜名前は?」と手を差し出しながら迎えてくれた彼が、テンプレートな声かけだったけれど、びっくりして、嬉しくて、涙が出そうだった。
「こんにちは〜繭です」と答える私に、「まぁ〜ゆ〜〜〜・・・♪」と呟きながらサインを書く彼を、長机を挟んで見守りました。
前もって考えていたことは何も言えずに、半泣きで「大好きです〜」と言った私に、困ったように笑って頭にぽん、と手を乗せてくれた彼に、私はあの瞬間、まさしく恋に堕ちたんだと思います。
それからはまぁ〜〜〜狂ったように会いに行きました。
同じタイトルのCDやDVDが自室に山積みにされているのを見ると、何とも言えない気持ちになります。
今でこそ公開恋愛はそう珍しいものでもない(?)ですし、歳を重ね人気を確立したベテランさんが、「実は兼ねてより・・・」と告白するパターンもしばしば耳にします。
しかしながら私の推しくんは、デビュー二年目のグループとして大切な時期に、それも自らの口で発表したわけでございます。
私が彼を好きになったのは発表してからだったので、好きだと気付いた瞬間に失恋でした。
それからもコンスタントに燃えまして、まぁ、彼女がいることはもう周知の事実なので、ボヤがポツポツあるくらいです。
もう追わなくなって随分立つので忘れているものもたくさんありますし、直近では把握していないものばかりなんですが、私の記憶の限りでは、
番組のデート企画で「僕は恋愛中だから」と参加しなかったり、
彼女とのツーショットやプライベートな写真がガンガン流出したり(流出というか、周りの友人が普通にタグ付けしてSNSにあげたりするから、“そういう”人たちとつるんでいることの方が嫌だった)、
アルバムのThanks toに「愛する◯◯(彼女のニックネーム)、家族、事務所、ありがとう」などと愛のメッセージを認めたり、
自分が出演したミュの公演終了後に、彼女と待ち合わせしてそのままおデートしたり・・・
もちろん私が追えていないものもあるので、細かいエピソードは腐るほどあります。
以前、雑誌のインタビューで、彼女について語ってくれたことがありました。
苦しくて言ってしまったんです。
ファンの中には既に知っている人も結構いたし。
正直に打ち明けたら、たくさん非難されてファンも去って行きました。
でも隠したままでは不自由じゃないですか。
そういう制約があることが嫌だったんです。
そしてこう続きます。
最初は彼女がさんざん悪口を言われて、すごく後悔しました。
でも長く付き合ってるので、今ではファンも認めてくれているようです。
「結婚してね」とも言ってくれたりして、本当に感謝しています。
彼をそれなりに見続けてきた人間としては、これがまさしく彼の本心なんだと思います。
本当に、嘘がなく、良くも悪くも真面目な人です。
彼にとって、「彼女が一番」。
それが揺らぐことはありません。
なので、この言葉を目にしたときは「まぁ、そうだろうね」という感情がまず第一でした。
でも、一つだけしんどさを感じたのは、彼は、「ファンが認めている」と思っていることでした。
私以外のファンの方がどうだったかはわかりませんが、少なくとも私は、「認めて」はいなかったんです。
まぁ、認めるとか認めないとか、そんな権利があるかどうかは別として。
「認める」と表現すると、少し語弊がありそうなので、「受け入れる」の方が適切でしょうか。
つまり、彼の背景にある彼女ごと「受け入れて」、彼を好きだったわけではありませんでした。
では、私が彼の恋人という存在をどう捉えていたかと言いますと、簡単に言えば「諦めて」いたんです。
できる限り彼女の存在を見ないようにしました。
彼女のインスタはフォローしなかったですし、彼女をフォローしている人も、フォローしませんでした。
なので、彼を通して彼女にプレゼントをあげる人の感情も心底理解できなくて、そういうファンには絶対に近付きませんでした。
「◯◯さん(彼女)に渡してね」と言って彼に手渡したプレゼントは確かに彼女に渡っていましたし、渡した瞬間はきっと、ファンにはなかなか見せないようなとびきりの笑顔で「ありがとう」と言ってくれたんでしょうが、私には、それはどうしてもできなかった。
そんな可愛い笑顔、見たくてたまらなかったはずなのに。
彼女を想って溢れた笑顔なんて、見たくなかったんです。
この辺、ガチ恋っぽいな〜と思う。
とは言っても、もちろん噂は届きますし、ボヤがあれば気になってしょうがなかったので、結局インスタも覗いていた、というのが実際のところです。
傷付くとわかっているのにわざわざ燃えた写真を見に行って、その度に一丁前に病んでましたし、「プレゼントありがとうございます🙏」とコメント付きで彼女がアップした写真を見て「ムッキィ〜〜〜〜💢💢💢💢」となっていました、普通に。
逃れられませんでした。
でも、彼女のことを何より大切にする彼を好きだったのは間違いないので、そういう意味では「受け入れて」いたのかもしれないですね。
そして、彼女という存在に救われたことがあったのも、悲しいことに、事実です。
というのも、私が同担拒否だったからです。
以前にも申し上げましたが、彼は塩対応だと他のメンバーのファンには言われていましたが、私は一度もそう思ったことはありません。
確かに、ハグをしたり、愛の言葉を囁いたり、一般的に神対応だと呼ばれるようなファンサービスはなかったかもしれない。
ただ彼は、そのハグも愛の言葉も、そんな対応はファンの“誰にも”しなかったんです。
一人にしないと決めたら、全員にしなかったんです。
私が彼を、プロフェッショナルだと、神対応だと思う理由はそこにあります。
知らず知らずに同担拒否に仕上がっていた私にとって、皮肉なことに、彼女という存在はものすごくありがたい"絶対的"でした。
もし、何かの弾みで同担のマウンティングをくらってしまったとしても、「まぁ、あの人結局彼女が一番やしな・・・」と、都合のいいときだけ彼女の存在を思い出し、心の平穏を保つことができた。
惨めで、みみっちくて、自分が虚しくなりますけども、ガチ恋をしていた私にとっては、むしろいいことだったのかもしれませんね。
普段は後ろに下がっているのに、振られたら全力で笑いに走ることのできる彼が好きだった。
「ありがとうございます」と言った後、漫画のようにニコっとはにかむ彼が好きだった。
何時間もある握手会でも、絶対に座らずに立って対応してくれる彼が好きだった。
彼が呼ぶ自分の名前は、何だかすごく特別な響きに思えた。
友達のように接してくれたけど、私は彼のことが恋愛対象として好きだった。
日本で活動をするようになって、本国ではいつも後ろの方でにこにこ笑っているだけだった彼が前に立つようになり、プレッシャーで手をぶるぶると震わせながら話す姿が、苦しくなるくらい愛おしかった。
年齢のせいでもあったのかもしれませんが、ガチ恋だと思った人は、いまだに彼だけですねぇ・・・
接触も多かったですし。
「誰かを想って眠れない」なんて、それまでクラスメイトの男の子を想って起こっていたような現象が、十代後半に突然、アイドルの男の子に対して起こってしまった。
それから仕事で忙しくしているうちに何やかんやで俳優沼に浸かったので、別に、彼女がいるからガチ恋をやめたわけではありません。
「まだ覚えててくれてるかな」と会いに行くたびに悩むのもしんどかったですし、だんだん本当に好きなのか、それとももはや意地なのか、自分の気持ちがわからなくなってきたのもしんどかったです。
今、俳優さんを追いかけている私のオタクスタンスはガチ恋ではないと思っているんですが、ガチ恋当時の自分を恥じているわけでも、後悔しているわけでもありません。
本当に、全く、です。
ただ、今でも、彼を画面越しに見かけた瞬間、久しぶりに初恋の人に会ったときのような胸の痛みを感じるのです。
決別なんて言いましたが、結局私の心にはしこりのように引っかかり続けている。
きっとこれからも、好きになる前のように、綺麗さっぱりなくなることはないんでしょうね。
叶わなかった私の恋は、どこへいくんだろう。
以上、全て私のひとりごとです。
ひとりごととは言いつつも、いろんな方の目に触れるところで公言しているので、常に不安に思うところはあるのですが・・・
長ったらしいひとりごとでしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
十代の私じゃあできなかっただろうとは思いますが、こうして文字に起こすことで、自分の中で折り合いはつけられているような気がします。
次の更新、異動先で精神バチバチにやられた状態でお会いしましよう。